ごあいさつ

 こんにちは、三鷹市長の清原慶子です。

 3月11日 (金)午後2時46分ごろに発生し た「東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)」により、東北地方の被災地ではかつてないほどの甚大な被害が発生しています。亡くなられた多くの方に心から 哀悼の意を表し、行方不明の方がとにかくご無事であることをお祈りし、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

 寒さの中、避難所で過ごされている方々の悲しみ、苦しみ、心細さや不安の大きさを思うと胸がいっぱいになります。同時に、報道を通じて知ることができる被災者の皆様の「生きる力」「生きていることへの感謝」「他者への思いやり」に学び、気持ちが強められています。

 三鷹市では当日、震度5弱という今までにない激しい揺れを記録しました。地震発生時、私は両副市長や担当の部課長らと共に、市議会の平成23年 度予算審査特別委員会に出席しており、議員の皆様のご質問に対応している最中でした。市内の大きな震度の数値と直後に「大津波警報」が発令されたことを速 報メールで知りましたので、議長、委員長とご相談して委員会での審議を直ちに中止しました。私は庁内放送で庁舎内の市民の皆様、職員に向けて状況を速報 後、直ちに災害対策本部を設置し、本部長として市内の状況について把握するべくパトロールの指示を行い、国、東京都、関係機関からの情報収集に努めまし た。

 市内では、小学校の体育館の壁のはく離により児童が軽傷を負った件や、大谷石などの塀の倒壊がありましたが、そのことにより特にけが人は発生していない と報告を受けました。また、JRや私鉄が運行中止となり、保護者の帰宅困難により子どもたちのお迎えができないことが予測されましたので、保育園及び学童 保育での子どもたちの宿泊に向けて準備をしました。同時に、三鷹市から帰宅できない市外の皆様のために駅前コミュニティ・センター及び連雀コミュニティ・ センターに急遽依頼して「帰宅困難者宿泊所」を開設しました。

 当日以降、余震と思われる地震が継続して発生しており、加えて電力不足による東京電力の「計画停電」の実施など、予断を許さない状況が続いています。そこで、市民の皆様が誤報やデマに惑わされないように市からのお知らせ情報を「広報みたか」3月20日 号、ホームページやツイッター、市役所などでの貼り紙でお伝えしています。また、民生・児童委員、町会自治会、自主防災組織、社会福祉協議会ほのぼのネッ ト員、住民協議会により、市民の皆様の安否確認や不安感を取り除くご支援を進めていただいています。こうした時こそ、改めて隣近所で助け合いながら、落ち 着いて行動してまいりましょう。

 また、3月14日 から開始されている東京電力 による「計画停電」については、対象地域が変更されてきており、現時点で東京電力が定めているグループとして、停電が連日ある地域と、グループに指定され ず停電が行われていない地域があります。停電が行われていない地域の皆様には、毎日のように停電を経験されている地域の皆様のご苦労に思いをはせていただ き、今後、なるべくどの地域でも停電が実施されないように、全体の消費電力量を減らすための、より一層の徹底した節電にご協力をお願いいたします。


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