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2019/03/22第5回国際女性会議WAW!/W20 内閣総理大臣主催歓迎夕食会に参加

マララ・ユスフザイさん、安倍晋三総理大臣と

 安倍晋三内閣総理大臣・昭恵夫人からのご招待をいただいて、3月22日午後7時過ぎから迎賓館赤坂離宮で開催された「第5回国際女性会議WAW!/W20 内閣総理大臣主催歓迎夕食会」に参加しました。

 夕食会の冒頭で、安倍総理大臣は、6月のG20の議長国として「女性の輝く社会の実現を重要な議題の一つとして取り上げる」と挨拶されました。

 夕食会及び待合室では、23日から24日に開催される国際会議に参加されるために来日された多くの海外からの女性の参加者と懇談する機会に恵まれました。そのお一人は、2014年に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞されたマララ・ユスフザイさんです。

 パキスタン出身のマララさんは、イスラム過激派から銃撃を受けながらも、世界中からの寄付金で基金を設置して女性が教育を受ける支援を続けています。当日も、女性が自立し社会に貢献するためには、特に貧困や紛争に苦しむ女性たちに教育を受ける権利を保障する必要があり、これまでの、そしてこれからの日本の支援に期待すると訴えていらっしゃいました。

 マララさんと女子教育の必要性について直接に会話ができたことは大きな感動でした。夕食会での私の席は、総理ご夫妻と、マララさん、国連の人権高等弁務官を務められているミシェル・バチェレさんがいらっしゃるメインテーブルのお隣の円卓でした。そこで、南米チリで女性として初めて大統領を務められたバチェレさんともお話ができました。

 バチェレさんは、教育を受けたり職業に就くことだけが女性の権利保障ではなく、社会の重要な意思決定過程にもっと多くの女性が参加する社会にしなければならないと穏やかに、しかしきっぱりと発言され、どうぞ市長としてよい仕事をしてくださいと優しく激励していただきました。

 私の右隣の席はブルガリア共和国の司法改革と外交担当副首相のエカテリーナ・ザハリエヴァさんであり、左隣はアルゼンチンのスザンナ・バルバさんでした。バルバさんはG20で女性に関する政策提言を行う組織であるW20が2018年にアルゼンチンで開催された際に座長(Chair)を務められた方でした。このように、会場は圧倒的に国内外で活躍されている女性が多く招待されており、山形県の吉村美栄子知事、横浜市の林文子市長・倉敷市の伊東香織市長はじめ女性の市長、新潟県津南町の桑原悠町長など自治体関係者とお会いしました。

 また、企業でご活躍の女性の皆様ともお話しをしました。同じテーブルの西村康稔官房副長官やメインテーブルの片山さつき女性活躍担当大臣とも対話をしました。

 私は公務で23日24日の国際会議には参加できませんが、会議前夜の夕食会での国際交流は、私にとって、女性活躍は国境を超えた課題であることを再認識する機会となりました。

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