【ともともフェスタ2025~迎賓館からはじまる「共生社会」~】に参加 (その2)
- 2025/06/06
- 日記・コラム, 訪問記録
- ともともフェスタ2025, 迎賓館, 共生社会
5月30日金曜日、31日(土)、港区元赤坂の【迎賓館赤坂離宮】では、内閣府と本フェスタの実行委員会主催による【ともともフェスタ2025~迎賓館からはじまる「共生社会」~】が開催されました。
私は初日のお昼過ぎに会場に入りました。
会場の入り口で出迎えてくれたのは、【NPO法人日本ホスピタルクラウン協会】の皆様による素敵なクラウンの皆さまでした。
中庭の舞台で開催された【オープニング・セレモニー】では、主催者である石破茂内閣総理大臣、三原じゅん子共生社会等担当大臣が挨拶されました。
そのセレモニーの直後にお目にかかったのが、【オープニング・セレモニー】で主催者の実行委員会を代表した挨拶とテープカットに参加された実行委員会委員長の大河内直之先生です。
大河内先生は、東京大学先端科学技術研究センター学際バリアフリー研究分野の特任研究員(常勤)をされている全盲の視覚障がい者当事者です。
専門とされているのは、盲ろう者(視覚と聴覚の両方に障害を持つ人)の支援技術・視覚障害者の支援技術・福祉のまちづくり・映画のバリアフリー化などをはじめとするバリアフリーや障害理解に関する研究分野です。
国と多様な障がい種別の障がい者団体による企画・運営に、視覚障がい当事者である大河内先生が参画されていることは本当に心強いことです。
先生は私がかねて先生とご一緒に【内閣府障害者政策委員会】の委員を務めていたことを覚えていただいていて、光栄でした。
石破総理と三原大臣は、出展ブースの【一般社団法人全日本ろうあ連盟】で手話教室を体験され、【全国手をつなぐ育成会連合会】のブースでは障害の疑似体験をされました。
お2人のご視察が終わられた後で訪問した【一般社団法人全日本ろうあ連盟】のブースのお隣の【社会福祉法人日本聴導犬協会】を訪ねると、かわいらしい聴導犬が迎えてくれました。
【一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会】のブースでは、育成会のメンバーと障がい者政策やこども政策に活躍された高木美智代・前衆議院議員が対話されていて、私はお久しぶりに対面しました。
そこに、厚生労働省の野村知司・障害保健福祉部長が加わって対話が広がります。さらに、東京都の職員でいらしたときにご縁が深かった延輿桂さんと再会しました。延與さんは公益社団法人東京都障碍者スポーツ協会の会長をされていることから、ともともフェスタに参加されていたのです。
さらに、山本博司・参議院議員も来訪されて、まさに【手をつなぐ育成会】が多様な参加者をつないでくだいさいました。
さらに、ブースをめぐると【独立行政法人国立特別支援教育総合研究所】のブースがあり、中村信一理事長と清重隆信理事にお目にかかりました。
実は、私は、2021年から文部科学省に設置されている【独立行政法人国立特別支援教育総合研究所の評価等に関する有識者会議】の委員を務めています。
ただ、この間はコロナ禍で会議はオンライン開催となっていましたことから、研究所の理事長・理事と対面でお目にかかるのは初めてとなりました。
このように、雨天ではありましたが、迎賓館で初めて開催された【ともともフェスタ2025】では、多くの懐かしく、貴重な出会いが訪れました。
フェスタの副題である【迎賓館からはじまる「共生社会」】が、今後、毎年開催されると思われる【ともともフェスタ】の継続とともに、深まることを願っています。


