【ヒロシマ:平和への種まきと、都庁からの発信 ~被爆樹木「アオギリ」の記憶と特産品フェア~】
先日、東京都庁第一本庁舎1階の【全国観光PRコーナー】で開催されている【ひろしま特産品フェア in 都庁】を訪問しました。
この度は、日頃より親しく交流させていただいている広島市東京事務所の山本雅英所長から丁寧なご案内をいただき、楽しみに出かけました。
◆ 激戦区「都庁PRコーナー」からの発信
会場となった「全国観光PRコーナー」は、全国の自治体からの申し込みが殺到する、非常に競争率の高い場所だそうです。
しかし、ここは都民の皆様だけでなく、展望室などを目当てに都庁を訪れる多くの国内外の観光客にもアピールできる絶好のスポットです 。
会場では、広島市の情報だけでなく、広島県全域の各地・各市町の観光情報も幅広く発信されています。
パンフレットを手に取る方々の姿も見られ、広島の「今」の多彩な魅力と、ヒロシマが世界へ訴える「平和への願い」を、国内外の多くの人々に届ける素晴らしい機会だと感じました 。
会場で山本所長と久しぶりにお目にかかりましたが、常に広島の魅力をどう伝え、どう届けるかに心を砕いておられ、その熱意が会場の活気にも表れているようでした。
首都圏と地域をつなぐ架け橋として、最前線で指揮を執られる山本所長のご活躍に、改めて敬意を表しました。
◆「国際平和文化都市」への想いと、アオギリの植樹
広島市は現在、「国際平和文化都市」の実現に向けて、以下の三つの柱を掲げて取り組まれています。
それは「世界に輝く平和のまち」「国際的に開かれた活力あるまち」「文化が息づき豊かな人間性を育むまち」です。
これらは単なる行政目標ではなく、広島市民の皆様が、未来に夢や希望を持てる生活環境を作るための、切実な願いが込められた羅針盤です。
この理念を伺ったとき、私の胸に温かい記憶が蘇りました。
私が三鷹市長在任中、「平和首長会議」の会長である松井一實広島市長とは、非核平和の実現に向けて共に手を携えてまいりました。
その連携の中で、被爆樹木である「アオギリ」の子孫(被爆アオギリ2世)の苗木を分けていただいたことがあります。
松井市長にも三鷹市に来ていただき、当時の市議会議長、都議会議員の皆様、平和関係団体の市民の皆様とご一緒に、その小さな命を、平和への祈りを込めて、三鷹市の「仙川平和公園」に植樹しました。
あの時、土をかけ、水をやった小さな苗木が、しっかりと根を張り、葉を広げていく姿は、まさに広島市が目指す「文化が息づき豊かな人間性を育むまち」の実践そのものであったと感じています。
共に蒔いた平和の種が、今も息づいていることを誇りに思います。
◆ 魂を揺さぶる「VR体験」~復興の力強さ~
今回のフェアでは、都庁限定企画の【原爆被害等を疑似体験できるVRゴーグル(約5分)】も体験させていただきました。
VR(Virtual Reality:仮想現実)は、コンピュータが創り出した360度の仮想空間を、専用ゴーグル等を通してまるで現実のように知覚・体験できる技術です。
頭を動かしながら、360度を見渡す私のゴーグルの中に広がるのは、被爆前の穏やかな日常、そして全てを奪い去る閃光でした。
しかし、私が最も心を揺さぶられたのは、そこから立ち上がり、力強く復興していく広島の街と人々の姿でした。
市民の希望の光となった広島カープ球団の存在も含め、焦土から「国際的に開かれた活力あるまち」へと生まれ変わる過程を追体験し、広島の方々の不屈の精神に、ただただ頭が下がる思いでした 。
松井市長と共有した平和への想い、そして山本所長はじめ東京事務所の職員の皆様が発信する今の広島の魅力。
それらが一本の線でつながり、私の中でより深い共感と信頼の絆となりました。
◆ 家族へのお土産は、やっぱり「もみじ饅頭」
平和への想いを新たにした後は、物産展エリアへ。
広島といえば、やはりこれです、「もみじ饅頭」。
私の家族も皆、このお菓子が大好きです。こしあん、つぶあん、そして最近はチョコレートや抹茶など様々なフレーバーがありますが、変わらぬその形と味わいは、広島の温かさを運んでくれます。
家族の喜ぶ顔を思い浮かべながら、お土産に購入しました。
素晴らしい機会をどうも、ありがとうございます。
清原慶子 Official Website
