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東京消防庁三鷹消防署を訪問し、第28代署長久保田広一さん懇談しました。

東京消防庁三鷹消防署を訪問し、第28代署長久保田広一さん懇談しました。

東京消防庁三鷹消防署を訪問し、4月に着任された久保田広一・第28代署長(消防監)と懇談しました。

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久保田署長は、三鷹消防署第26代署長で、現在は芝消防署の秋葉洋一署長とは、東京消防庁総合司令室で一緒に勤務されたそうです。
同じ職場で活躍された方々が、三鷹消防署長として働かれることになるとは、本当に御縁ですね。

久保田署長は、直前は昨年4月に創設された東京消防庁「即応対処部隊」担当課長として活躍されていました。
「即応対処部隊」は、警防本部直轄の部隊です。
大規模かつ広域的な自然災害に対応して、たとえば全地形活動車やエアボートのような装備を活用して、通常の消防部隊では進入困難な地域にいち早く進入するとともに、ドローン等を活用した被害状況を把握して、迅速な救出救助活動を行う部隊です。

現在は、熱海市の大規模土石流の現場で活躍しています。
報道によれば、隊員約120人が現地に入り、自衛隊や警察と連携して活動しています。
ぬかるんだ大量の土砂で腰まで体が埋まるような現場では、土砂の上に木製パネルを並べて足場を確保し、バケツやスコップで土砂をかき出し、生存者を捜しているということです。
今回は特にドローンを飛ばし、上空から危険箇所などを確認したとされていて、救助する隊員の安全確保と少しでも生存者を迅速に救助するために有意義な手法であると思います。

また、三鷹消防署1階の掲示板には、TBSテレビ日曜劇場放映中のドラマで、鈴木亮平主演『Tokyo MER 走る緊急救命室』のポスターが貼られていました。
久保田さんは前職においては、このポスターでオレンジ色の制服を着ている隊員の活動について助言をする機会があったとのことです。
また、俳優さんに具体的な救助器具の使用方法について訓練の場を提供したのは、秋葉署長の芝消防署であるとのことですから、このドラマとの関連からも、本当にお二人は御縁が深いと思います。

久保田署長にコロナ禍が続く今年の三鷹市管内の状況を伺いますと、火災発生状況は例年同様ですが、現時点では救急車の出動は例年より少ないようです。
ただ、今後は気温が高くなっていくことから、熱中症が心配なので、注意喚起に努めたいとのことです。
最近は10年前に設置が促進され始めた住宅用火災警報器の電池切れが懸念される時期を迎えていることから、更なるきめ細かい注意喚起をしていきたいと語ります。
加えて、掲出されているポスターから、感染症対策はもちろん重要ですが、身近な危険物の適切な使用方法の遵守と安全な片付け方を守ることの大切さも受け止めました。

久保田署長はじめ署員の皆様、連携している三鷹市消防団のご活躍を心から願っています。

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