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第61回三鷹市農業祭を訪問しました

第61回三鷹市農業祭を訪問しました

11月11日、12日の2日間開催された第61回三鷹市農業祭は、長引く猛暑の後で「実りの秋」を感じる陽気の中で開催されました。
初日の11時頃、農業祭に孫娘とともに到着し、昨夜、青壮年部の皆様が制作していた宝船がみごとに完成していました。
ちょうど、三鷹市の農業担当部長に出会いましたが、「10時にオープンして、1時間足らずで三鷹産の野菜の直売は完売です」とのことでした。
そこで、青壮年部の皆さんが担当しているJA東京むさしのマスコットの名前が付いた三鷹産野菜をふんだんに使った「ムーちゃんコロッケ」と「ムーちゃん餃子」の行列に並びました。
裏方では女性部の皆さんがコロッケを揚げたり、餃子を焼いて協力しているそうです。
ちょうど、私の後に行列に並んでいたのが、農林水産省関東農政局東京都拠点の総括農政推進官の小泉元志さんです。私は初対面でしたが、ちょうど通りかかった元青壮年部長の須藤金一さんが紹介してくださいました。
小泉さんは「今日は仕事ではなく、個人的に農業祭に来たんですよ」とのことで、コロッケと餃子を購入した後、しばらく都市農業や食育、こども食堂のことなどの話が弾みました。

農業祭の本部を訪ねますと、JA東京むさしの理事をされている浅見佳寿子さん、清水章さん、吉野康雄さんが歓迎してくださいました。
「今年は夏の猛暑が長引いて、特に野菜の栽培が難しかったと思います。農業祭の品評会や宝船の準備も大変でしたね」と申しますと、猛暑のせいかもしれないのですが、「芯喰い虫」が多く発生して、作物の茎などを食い荒らして困りました、と異口同音に語ります。都市農業が直面する困難の1つを知りました。
三鷹産の野菜は売り切れでしたが、果樹組合の皆さんが丹精した旬の「キウイフルーツ」はまだ販売中でした。私は、大好きな果肉が黄色い「東京ゴールド」を求めました。
お久しぶりに会った皆さんは、農業祭を通じて農産物をつくる人と、それを求める人の出逢いを楽しみにされている様子です。
畜産部会では、三鷹産のはちみつを販売しています。
私のご近所の農家の清水さんも、須藤さんも、清原さんちの花からもミツバチが蜜をもらっているかもしれませんよと言われました。確かに先日、我が家のマリーゴールドにハチがとまっているのをみつけていました。そこで、我が家のマリーゴールドの蜜も入っているかもしれないはちみつを購入しました。

農業委員会の「農家の四季コンテスト」の展示の前で、新会長の石井辰男さんに会いました。ちょうど、直前の農業委員会会長の息子さんの根岸隆好さんとご一緒でした。石井さんも根岸さんも青壮年部の部長経験者です。
そして、石井さんは、今では青壮年部の恒例事業となっている小学生から募集した「農のある風景画」を活かした「食育カレンダー」の作成事業を創設した方で、今年の農業祭で出品された樹木が「東京都知事賞」を受賞されている園芸農家です。

農業祭の会場では、少し歩くと知り合いの農業者の方にお目にかかるとともに、都市農業のお祭りを楽しみに来訪されている市民の方とも出逢い、立ち止まってお話がはずむたびに孫娘が記念の写真を撮ってくれました。
安全管理をしているシルバー人材センターの方からも、こちらがこんにちはと声をかける前に声をかけていただいて、本当にまちなか農家の皆さんが守り継続している三鷹市の都市農業を通じて、人と人とがつながる「農業祭」を堪能しました。

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