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農林水産省の枝元真徹事務次官を訪問しスマート農業について意見交換しました。

農林水産省の枝元真徹事務次官を訪問しスマート農業について意見交換しました。

農林水産省の枝元真徹(エダモトマサアキ)事務次官 のお声がけで、農林水産省を訪問しました。
そして、ICTを活用した 「スマート農業」の取組みについて 、農村振興局農業政策部長の山口靖さん、農村振興局地域整備課長の植野栄治さん、大臣官房政策課技術政策室長の松本賢英さんから説明を伺い、意見交換をしました。

農業就業人口は、2015年迄の20年で半減し約210万人であり、そのうち65歳以上の比率が 63.5%で、若者が農業後継者となる割合が減っています。
また、一人当たりの作業面積が拡大し、熟練者でなければできない作業が拡大するとともに、農作物の加工や選別には多くの労力が必要であることが課題になっています。

「スマート農業」とは、ロボット、AI(人工知能)、IoT、ドローンなどの先端技術を活用する農業です。
具体的には、ロボットトラクタ、スマホで操作する水田の水管理システムなどの活用による農作業の自動化があります。
また、位置情報と連動した経営管理アプリの活用による農作業記録のデジタル化、自動化や、ドローンと衛星の活用による気象データのAI分析による農作物の生育や病虫害の予測などがあります。

こうして、情報やデータの収集と共有を容易にすることによって、農業経営の改善と向上に資することが期待されています。
令和元年度及び2年度に、全国の148件のモデル事業が進められているとのことです。
私は、お話を傾聴して、「スマート農業」は現在の農業に係る諸課題に対応するとともに、気象、生育状況、市場のデータ管理を容易にするなどによって、農業の働き方改革にも資する効果があるのではないかと受け止めました。

農林水産省:スマート農業の展開について
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/attach/pdf/index-110.pdf?fbclid=IwAR2ukmyfShptMLzWjUXgS63dnWlNrlDmYYdwLdS-QXU1no9aymdkRcIAJ54

農林水産省では、農林水産業の生産性向上や経営改善に向けたデータ連携・共有・提供機能を有するデータプラットフォーム(農業データ連携基盤「WAGRI」を2019年4月から運用開始しています。
2020年3月末現在、45の民間事業者等が利用して、「WAGRI」を活用した農業者向けサービスを民間事業者が開発、 提供しているとのことです。

WAGRIとは、農業データプラットフォームが、様々なデータやサービスを連環させる「輪」となること、様々なコミュニティに「調和」をもたらすことで、農業分野にイノベーションを巻き起こしたいという思いを込めた造語と言うことです。
「輪」「和」と農業の「アグリ」の組み合わせですね。

「WAGRI」は、3つの機能を持つとされています。

  1. データ連携機能
    ベンダーやメーカーの壁を超えて、 様々な農業ICT、農機やセンサー 等のデータ連携が可能になる
  2. データ共有機能
    一定のルールの下でのデータ共有が 可能になり、データの比較や、生産性の向上に繋がるサービスの提供が可能になる
  3. データ提供機能
    土壌、気象、市況などの様々な データ等を整備し、農家に役立つ 情報の提供を可能にする仕組み

第一次産業と位置付けられる農業が、就業者数の減少や高齢化の課題に対応し、農業生産物の増産と品質向上を図る為には、ICTやデータの利活用が不可欠です。
コロナ禍にあって、私たちの健康確保と維持のために、農産物の自給率の向上は重要な課題です。
今後のスマート農業の進展に目が離せません。

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