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【地域ケアネットワーク新川・中原(ケアネットしんなか)】の副代表の任期2年を終えて

【地域ケアネットワーク新川・中原(ケアネットしんなか)】の副代表の任期2年を終えて

6月は、いろいろな団体の節目の月であり、私が所属している公益財団法人・一般財団法人・一般社団法人等の理事会や評議員会議が開催されています。
私が地元でボランティアをしていて、2年前から副代表を務めている【ケアネットしんなか】の総会も6月に開催されました。
そして、この総会をもって【副代表】2年の任期を終了しました。

【地域ケアネットワーク】は、私が三鷹市長在任中に、7つのコミュニティ住区ごとに、町会・自治会・住民協議会・民生児童委員・社会福祉協議会・地域包括支援センター・シルバー人材センターなどの地域活動団体の皆様を中心に、市役所の健康福祉部地域福祉課との協働で設立していただいた地域福祉のボランティア組織です。
私は2019年三鷹市長を退任後に、少しでも具体的な地域活動に参加して、1人の市民としてご恩返しをしたいと参加させていただいた1つが【ケアネットしんなか】でした。もう1つは、鷹南学園のスクールサポーターです。

そして、2023年4月に実施された2年に1度の正副代表選挙で、私は、文字通りの【図らずも】副代表に選出されました。
既定によって、満75歳未満推進委員であれば正副代表の候補になるということで、皆様に選挙で選んでいただいたのです。
けれども、前市長が市民の活動の役員をお引き受けすることに多少の躊躇があり、次点の方にお願いしたのですが、ご事情があって引き受けていただけなかったことから、選挙の結果を重く受け止めて務めさせていただくことにしました。

私を、1人の市民として、前歴にとらわれずお仲間に入れていただき、副代表に選んでいただいた【ケアネットしんなか】の皆様の包容力に本当に感激しました。
そして、サポート分科会を担当して2年が過ぎて、今年の4月に宣教の時期を迎える際には、今度は委員会で私を正副代表の候補者名簿から除いていただくようにお願いしました。
客観的に考えれば【選ばれるかどうかわからない】のに候補から除いてほしいというのは本当に【僭越】です。
けれども、主観的には、私は2年間副代表をさせていただいて、大いなる学びがあり、責任を果たし、貢献するやりがいを感じてきました。
そうであるならば、他の市民の皆様に、副代表としての経験をもっていただく方がよいと判断して、申し出たのです。
【僭越】な申し出を委員の皆様は快く認めていただきました。
そして、4月の委員会で選挙が実施され、改めて、代表に畑谷貴美子さん、副代表に小田切茂美さん(サロン分科会担当)、大戸理恵子さん(PR分科会担当)、根本哲郎さん(サポート分科会担当)が選出されました。

6月の総会で、私はこの2年間に担当のサポート分科会で新規に取り組んだ下記の内容を報告するとともに、皆様とご一緒に円滑に実行することができたことについて、心からの感謝を込めて退任の挨拶をさせていただきました。
①懸案だった【地域向け講演会】の企画・実施を開始できたこと
②狂犬病予防注射会場などの現場で【自然な声かけ運動(日常生活の中でちょっとした声かけやあいさつ等を行うことで地域にあいさつを広める取組)】を実施する事業については、新たに鷹南学園の第五中学校・中原小学校・東台小学校のあいさつ運動との連携を開始したこと
③【散らばった居場所づくり】の一環として、新規にUR都市機構との連携を開始し、新川・島屋敷通り団地第一集会所を会場に、「整理収納講座」を実施し、今年度も子育て世代を対象にした継続開催を進めていること
④新たに推進委員になった方に、ケアネットの概要を説明し、参加の障壁を減らすための【総会前懇談会】を企画し実施したこと
⑤ケアネットの活動の対象が主として高齢者になるところ、現役世代やこども・子育て世代の参加を促進するための在り方を特命で検討し、他の分科会で反映していただくとともに、【サポーター制度】のPRのための名刺型広報を開始したこと
⑥環境保全の観点から、紙資料の削減を提言し、会議資料のデジタル化と会議出席者への報告書の廃止を実現し、「委員向けかわら版」及び「地域向けかわら版」の運用方法を再検討し、「委員向けかわら版」はしんなか委員会当日の情報提供コーナーへ移行、「地域向けかわら版」は全戸配布している広報紙を活用することで、紙資料を削減しつつ、より効果的な情報共有をはかったこと
そして、円滑に総会が終了したのち、ワンコイン(500円)会費で、畑谷代表はじめ委員の皆様の手作りのご馳走を囲む懇談会が開催されました。

この場には、【ケアネットしんなか】の協働のパートナーである三鷹市役所健康福祉部地域福祉課の木村課長、吉野係長、熊田担当も参加して、和やかな会話が弾みました。
木村課長は、【三鷹市のコミュニティ創生における地域ケアネットの重要な機能を認識しているので、これからも持続可能な活動となるように協働を進めたい】と力強くあいさつしました。
私は、懇談会でも後任の根本副代表(民生児童委員)と心合わせをするとともに、丁寧に引き継ぎを進めつつ、今後も1人のボランティアとして【ケアネットしんなか】の活動に、これまで同様に参加することを決意しました。

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