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「浅見商事不動産」代表者の淺見泰仁さんにお目にかかりました。

「浅見商事不動産」代表者の淺見泰仁さんにお目にかかりました。

三鷹市中原3丁目にある「浅見商事不動産」代表者の淺見泰仁さんにお目にかかりました。

淺見さんとは私のご近所に事業所があること、お互いの亡くなった父親同士が親しかったこと、私が三鷹市長在任中、高齢者、障がい者の入居支援事業で協働していた「公益社団法人東京都宅地建物取引業協会武蔵野中央支部(三鷹市・武蔵野市・小金井市)」の総務委員長をされていることなどのご縁があります。

淺見さんに不動産事業をめぐる近況を伺いますと、淺見さんの事業所が杏林大学医学部がある「三鷹キャンパス」に隣接していることから、お父様が昭和61(1986)年に創業された当初から、学生や教員向けの賃貸物件の紹介が重要なお仕事だったそうです。
そして、平成28(2016)年に八王子市から保健学部、総合政策学部、外国語学部が三鷹市内の「井の頭キャンパス」に移転したことから、さらに賃貸物件の需要が増えていたそうです。
ところが、昨春からのコロナ禍で、オンライン授業が増えていることなどにより学生が大学の近くへの転居に慎重になっていることなどの変化がみられており、賃貸物件の動きは相対的に停滞しているそうです。

ただ、三鷹市は23区に隣接し交通至便であるとともに、都立井の頭恩賜公園や野川公園などの公園があり、都市農地が残されているなど緑豊かな環境が評価され、建売住宅の評価や期待が高まっているそうです。
そこで、建築数も増えている動向があり、売買物件の動きは賃貸物件に比べて活発だそうです。
とはいえ、一般的に建売住宅の売買物件の取引の頻度に比べれば賃貸物件の仲介の件数は多いところ、その減少傾向は地域経済の停滞とは無関係ではないと感じているそうです。
さて、淺見さんは宅地建物取引士であるとともに二級建築士でもあります。

さらに、ファイナンシャルプランナーの資格も取得して、顧客の不動産に関する総合的な相談に対応しています。

創業者のお父様の跡を継いで代表者になって10年あまりの淺見さんは、まだ50代に入ったばかりです。
そこで、コロナ禍をはじめとする社会経済状況の変動に左右されずに、不動産事業全体の持続可能性と成長戦略の両方を見据えながら活動していきたいと、ご自分の事業活動を基礎にしつつ、同業者組織の「東京都宅地建物取引業協会」の役員の役割を果たすことにも前向きです。

従来から「衣食住」は生活の基本と言われています。
コロナ禍で、改めて暮らしの基盤としての『住』、個人と家族の拠点としての『住』の意義が見直されてきているのではないでしょうか。
企業や事業所の経済活動にとっても、その立地や不動産としての価値の重要性は大きなものです。

淺見さんとお久しぶりに再会して、コロナ禍でテレワークの推進など新しい日常生活の構築が求められている地域社会の現状にあって、不動産事業者の皆様の、顧客に寄り添うご活躍は益々求められているのではないかと感じました。

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