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紫陽花の花が咲き始めています。

紫陽花の花が咲き始めています。

6月に入りました。
紫陽花(アジサイ)の花が咲き始めています。
幼い頃、紫陽花は咲いている時期の中で色が変化をすることから、「移り気」が花言葉と教えてもらったことがあります。
色が変わるのは、土壌のpH値によって変わるとのことです。

とはいえ、一般的には青い色の紫陽花が多いように思います。
調べてみると、青い紫陽花の花言葉は、たしかにその性質に由来して「冷淡」「変節」「移り気」となっています。
そんな中、「しんぼう強い愛情」という花言葉がありました。

日本の医師に医学の講議を行い、ヨーロッパに日本の文化を広めたことで有名なドイツの医師・博物学者フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトは、日本滞在中に多くの植物の採取や調査に力を注ぎ、紫陽花を世界に紹介したと言われています。

彼の著書『日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)』には、彼が日本で知り合った「オタキさん」という女性の名前からつけられたといわれる「Hydrangea otaksa(ハイドランジア オタクサ)」という学名でアジサイが紹介されています。ただ、アジサイの学名はシーボルトが命名する以前に「Hydrangea macrophylla (ハイドランジア マクロフィラ)」という名前で発表されていたのでオタクサの名前は認められなかったとのことです。

シーボルトとお滝さんの間柄から「しんぼう強い愛情」という花言葉が生まれたのでしょうか?

長引くコロナ禍にあって、これから蒸し暑く、マスク着用も息苦しさを感じる梅雨の季節が訪れようとしています。
だからこそ、青い紫陽花が示す「しんぼう強い愛情」が求められているように感じます。

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