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地域ケアネットワーク 新川中原の深大寺緑陰ウォーキングに参加しました。

地域ケアネットワーク 新川中原の深大寺緑陰ウォーキングに参加しました。

9月24日、澄み切った秋空のもと、私は推進委員を務めている三鷹市の「地域ケアネットワーク 新川中原(ケアネットしんなか) 」が実施した「深大寺緑陰ウォーキング」 事業にスタッフとして参加しました。

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私は京王線つつじヶ丘駅から京王バスに乗って、終点の深大寺バス停そばの集合場所に向かいました。
深大寺は三鷹市の隣の調布市にある733年に創建された天台宗の名刹です。
縁結びで知られる「深沙大王堂」の前で、ケアネットしんなかの畑谷会長から、
「新型コロナウイルス感染症対策の為の緊急事態宣言中でもあることから、各所での説明は簡潔にします。どうぞ必ずマスクをして、会話を控えながら、日頃の運動不足の解消を図るためにも、安全に歩く機会にしましょう。」との趣旨説明がありました。
そして、12人の参加者と杏林大学3年生を含む9人のスタッフ、三鷹市役所健康福祉部地域福祉課地域ケア担当2名が、健脚グループとゆったりグループの2つのグループに分かれて歩き出しました。
私は、ゆったりグループの皆様と一緒に歩くことになりました。

「深沙大王堂」脇の道を登って「延命観音堂」を通って「元三大師堂」に向かいました。
すると、国宝の釈迦如来像(白鳳仏)は東京国立博物館に展示のため、8月下旬~来年2月頃まで拝観できない」との掲示がありました。
この釈迦如来像は幕末の本堂の火災で行方が分からなくなっていた経緯がありましたが、明治42年(1909)再発見され、大正2年に旧国宝指定となり、昭和25年の文化財保護法施行で重要文化財となり、平成29(2017)年、新たに国宝指定を受けたのです。
寺院伝来の仏像としては都内寺院唯一にして、東日本最古の国宝仏です。

次に本堂を参観し、幕末の火災を免れた「常香炉」の、本堂側には火災による焼け跡があることを確認しました。
そして、1695年に建てられた「山門」をくぐりましたが、この「山門」も幕末の火災の影響を受けずに300年以上前の佇まいを残しています。

「山門」を出て、湧水の清らかな流れに沿った道を歩くと、これも湧水による「不動の滝」が涼やかに流れ落ちています。
最後に訪問したのは「深大寺水生植物園」です。
健脚グループ、ゆったりグループが一堂に会して記念写真を撮りました。

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水生植物園は、5月にはあやめ、花菖蒲、かきつばたが咲き乱れる池が多くの人々で賑わいますが、今の季節は彼岸花も盛りを過ぎて、小学生が育てているという稲の穂がたわわに実っています。

参加者の高齢者の皆様からは
「自粛、自粛で、歩くのを控えていたせいか、足が少し疲れました。早く安心してもっと歩けるようになりたいです。」
「マスク越しであまりおしゃべりはできないけれど、1人で歩くより、お仲間と歩くとそれだけで一人ぼっちではないと感じました。」
「一人暮らしなので、早く元通りにケアネットのサロンでたくさんの皆さんと楽しい時を過ごしたいです。」
といった声をお聞きしました。

コロナ禍だからこそ、決して「孤立」する人や「孤独」を感じる人を増やしてはいけません。
感染症対策に留意して、2時間足らずの短時間のケアネットしんなかのウォーキング事業への参加でしたが、心も体もリフレッシュできたように思います。

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