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三鷹市市制施行70周年記念式典について

三鷹市市制施行70周年記念式典について

11月3日午前中に開催された「三鷹市市制施行70周年記念式典」の客席では、コロナ禍でお目にかかれなかった市政関係者とお久しぶりにお目にかかることができました。
三鷹市大沢にある「大学共同利用機関法人・自然科学研究機構・国立天文台」の常田佐久台長ともお目にかかることができました。
歴代台長を中心に、三鷹市との多様な協働の取り組みを推進してくださっている国立天文台の皆様のご貢献を想い、前市長としてご出席に感謝しました。

午後には、「三鷹市市制施行70周年記念式典感謝状贈呈式」に出席しました。
そして、8つの部門の内の「スポーツ・文化部門」で感謝状を代表受領されたのが国立天文台天文情報センター普及室長の縣秀彦准教授でした。
縣先生は、その部門の受賞者を代表してご挨拶をされました。

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そのご挨拶は、要約すると、
「三鷹市の都市観光協会が発足するときのキャッチフレーズは、『住んでよし、訪れてよしのまち三鷹』ということです。自分としては『働いてよし』も加えたいと思います。約100年前に都心から三鷹市に移転した国立天文台は、2009年に開設した『星と森と絵本の家』、同時期に開始した『みたか太陽系ウォーク』スタンプラリー、『天文科学情報スペース』の設置等の多くの事業を、市民の皆様、三鷹ネットワーク大学、小中学校、他の諸団体、そして市役所や教育委員会と協働して進めてきました。それが魅力であり、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、天文台のあるまち三鷹の取り組みをご一緒に!」というものでした。

こちらこそ、縣先生のお気持ちに感謝の想いがいっぱいになり、壇上の先生にアイコンタクトで感謝の気持ちを送りました。

縣先生のご挨拶を伺いながら、私は三鷹市長在任中、三鷹ネットワーク大学の開設以来、国立天文台に主催して頂いている「アストロノミーパブ」で、縣先生が店主(コーディネート)をされていた時に、何度か対談させていただいたことを思い出しました。
また、毎年7月7日の七夕の日、星と森と絵本の家の開館記念日でもあるその日に更新する企画展の企画をしていただいてきたことも大切なご貢献です。

そんなご縁に感謝して、私は市長退任後の2019年度に一大決心をして、三鷹ネットワーク大学で開講している「星空案内のための天文講座 ―星空準案内人になって「星のソムリエみたか」を目指そう!」を受講して、縣先生の講義を聞き、学びました。
そして、おかげさまで、星空準案内人の資格を取得することができました。

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また、2019年11月、縣先生のご依頼を受けて、国立天文台スバル棟セミナー室で開催の世界の天文学者で構成される「国際天文学連合(IAU)100周年記念国際シンポジウム」の報告者として参加しました。
シンポジウムのテーマは「平等、多様性、包摂の為の天文学」です。私は、地元三鷹市を代表し、日本の男女平等参画に関する実態と経験について共用語の英語で報告しました。英語での報告には緊張を伴いましたが、国立天文台の地元の市民の誇りを抱きつつ一生懸命に頑張りました。

これらの事例のように、縣先生は、市長在任中のみならず、退任後も1人の三鷹市民としての私と国立天文台とを結ぶ大切な存在です。
今後も、天文情報センター普及室長として、三鷹市民はもちろんのこと、多くの人々に、国立天文台及び星空と宇宙の魅力を伝え続けていただければ幸いです。

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