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3年ぶりに三鷹市敬老のつどいが開催されました。

3年ぶりに三鷹市敬老のつどいが開催されました。

明日は敬老の日です。
それに先駆けて17日と18日の2日間、市内の地域別に1日3回合計6回に分けて3年ぶりに「三鷹市敬老のつどい」が開催されました。

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招待されているのは77歳以上の市民です。
私は市政功労者の一人として招待されましたので、18日午後、私が住みボランティアをしている「ケアネットしんなか」の地域の回に参列しました。

三鷹市公会堂光のホール前では、星野和子副委員長はじめ日赤奉仕団の皆様がお赤飯を、シルバー人材センターの皆様がお菓子の即売をしています。
どちらも好評で、お赤飯は初日は完売だったそうです。

会場の受付ではその回の地域担当の民生・児童委員の皆様が出迎えて声をかけながらプログラムと記念品の紅白饅頭を渡します。
私は民生・児童委員協議会の塩川光子会長はじめ委員の皆様に、コロナ禍で活動困難に直面してご苦労頂いている皆様の日々の活動への感謝を伝えました。

久しぶりの敬老のつどいでしたが、台風14号の影響があり朝からの雨降りで、しかも時折バケツ をひっくり返したように激しい豪雨が襲う中でしたが、参加者の皆様は入場開始時間の30分前にはかなりの方が参集していました。

お目にかかった参加者の中には、
「このところこうした行事がみんな中止になっていたので、久しぶりに会えた人もいて、うれしかったです」と笑顔で話してくださる方や「みんなマスクしているので、すぐには誰だかわからないこともあるけれどね」とウインクする方もいます。
「久しぶりに元気な清原さんにも会えてうれしかったわよ」と、私を気遣ってやさしく笑いかけてくださる方もいて、やさしさがうれしかったです。

会が始まり、主催者挨拶、来賓祝辞の式典の後には、三鷹警察署職員による振り込め詐欺防止のための留守番電話の有効活用や、三鷹消防署職員による住宅用火災報知器の設置についての啓発のお話がありました。
続いて、三鷹市健康福祉部の大高俊彦高齢者支援課長の大変にわかりやすい案内で、『三鷹みんなで地域体操うごこっと』の紹介と実技が行われました。
この体操は、高齢者の介護予防と地域住民相互の助け合いのために、身近な場所「通いの場」で取り組む体操メニューとして、令和2(2020)年度に三鷹市リハビリテーション協議会の協力で誕生したそうです。
ちょうど移動や対面が制約されるコロナ禍の時期の取組であり、筋力や気力の低下が懸念される中、無理なく介護予防を行う取組として誕生したものであると思います。
実は私は「うごこっと体操」についてはほとんど知りませんでしたし、きっと参加者の圧倒的多数は私と同様であったと思います。

そこで、大高課長は、最初にこの体操は立って行うだけでなく、椅子に座ってもできる体操であることを紹介し、その上で、すでに発信している動画を用いながら、「肩の上げ下げ運動」「背中のストレッチ」「手首の運動」「つま先上げ運動」などについて、客席の高齢者が席に座ったままで、体を動かすことを促します。
そして、各運動を紹介し体操を促しつつ、その都度必ず「絶対に無理しないでくださいね。途中でやめて構いませんよ」とやさしく語りかけています。

客席を見渡すと、ほとんどの皆さんが課長のリードと画像にしたがって各運動に取り組んでいます。
こうして、この「うごこっと体操」の紹介と実技は、今年の「敬老のつどい」のプログラムの中でも、特に参加者の主体的な参加があり、客席と壇上が一体感を持つことができたプログラムであったように思います。

「人生100年時代」と言われて久しいですが、長引くコロナ禍で不安が高まる時期の「敬老のつどい」の開催にあたっては、主催の三鷹市・三鷹市社会福祉協議会では感染症対策について、入館の際の検温・アルコール消毒、開催回数の増加など丁寧な対策が必要だったと拝察します。
加えて、18日は特に大型の台風14号の影響が三鷹市をも襲っているのか大変に不安定な降雨状況でした。
そこで、職員の皆さんは参加者が退場した後に、次回の参加者を迎える前に、会場の床や階段を濡らしている傘などから落ちた雨水を、乾いた雑巾で丁寧に拭いています。
これは参加者の転倒防止の配慮であり、事故やケガの未然防止の取組です。
その作業を目の当たりにした私は、職員の皆さんに「お疲れ様です。丁寧な対策をどうもありがとうございます」と感謝を伝えました。

こうして、3年ぶりの「敬老のつどい」のこの日、私は参加者の皆様、運営協力者の民生・児童委員はじめ関係団体の皆様、職員の皆様、それぞれに「やさしさ」があふれていることを強く感じました。

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