エントリー

厚生労働省で教え子と出会いました。

厚生労働省で教え子と出会いました。

厚生労働省こども家庭局に打ち合わせに出かけた折、廊下で「ひょっとして清原先生ですか?」と女性職員に声をかけられました。
どなたかしらと小首を傾げると、「ルーテル学院大学で教えて頂いていた…」と自己紹介してくれました。
「どうして、清原先生がここに?」と不思議そうな顔です。

しばらくお互いに顔をマスク越しに見つめていると、私の脳裏に学生時代の彼女の笑顔の記憶が蘇りました。
その人は、厚生労働省老健局高齢者支援課の高齢者虐待防止対策専門官の乙幡美佐江さんです。
乙幡さんは大学で真面目に学び、できたばかりの「社会福祉士」の資格を取得しているだけでなく、ルーテル学院大学の大学院でも市川一宏前学長・教授の指導のもとで学んで、さらに専門性を高めました。
そして現在は、最近の大きな社会問題でもある「高齢者虐待防止対策」について専門官として取り組む教え子の、それまでの専門的な学びと実践に基づく幅広い知見を生かした厚生労働省での活躍を、大変に心強く思います。

さて、私は社会保障審議会「介護部会介護分野の文書の負担軽減に関する専門委員会」の委員を務めているので、乙幡さんの所属している高齢者支援課ともご縁があります。
須藤明彦高齢者支援課長は、国土交通省の職員ですが、国土交通省は「サービス付き高齢者住宅」など、高齢者の生活支援に取り組んでいることもあり、現在は厚生労働省で高齢者支援行政の担当をしているのです。

私はかねて、国土審議会、社会資本整備審議会、中央建設業審議会委員をつとめたことがあることを須藤課長はご存じでしたので、国土交通省の政策についても会話が弾みました。

こうして、思いがけず再会した教え子のご縁で、所属する高齢者支援課の須藤課長と、専門委員会はオンライン開催がもっぱらのところ、しばし対面して語り合うことができました。
活躍する教え子との思いがけない再会を通して、教師としての幸せを感じました。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed