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にっぽん子ども子育て応援団のフォーラムでこども家庭庁の渡辺長官への聞き手をつとめました

にっぽん子ども子育て応援団のフォーラムでこども家庭庁の渡辺長官への聞き手をつとめました

5月21日、私が企画委員の1人を務めている「にっぽん子ども子育て応援団設立14周年記念フォーラム」が開催され、「”こどもまんなか社会”ってどんな社会?」というテーマで、こども家庭庁の渡辺由美子長官への聞き手を務めました。

渡辺長官は、こどもまんなかを理念として政策を進めるこども家庭庁の設立の意義の重さを感じるとともに、だからこそ長官としての責任の重さを痛感していると語りました。
その上で、こども家庭庁の理念や概要、こども家庭庁設立と同時に施行された「こども基本法」に定められているこどもの基本的人権とこどもの最善の利益を保障すること、そのために、こどもの意見を傾聴するのみならず、その反映に努めて、フィードバックすることの必要性などについて、すでに取り組んできた「こどもまんなかフォーラム」の取組みや、現在進めている「こどもいけんぷらす」の事例などを含めて説明しました。
さらに、こども・若者の居場所づくり、子育て当事者への支援の具体的な政策のイメージとともに、『こどもと向き合う喜びを最大限に感じるための4原則』を紹介しました。
①こどもを産み、育てることを経済的理由であきらめない。
②身近な場所でサポートを受けながらこどもを育てることができる。
③どのような状況でもこどもが健やかに育つという安心感を持てる。
④こどもを育てながら人生の幅を狭めず、夢を追いかけられる。
これらは、こども政策について、PDCAのサイクルを回して検証していく際の重要な視点にもなります。

また、このフォーラムでは、企画委員の奥山千鶴子さんと村木厚子さんの進行で行われた第一部では、オンラインで参加した山形県遊佐町の選挙による少年議会前少年副町長で大学1年生の安藤稀祥さんが、愛知県から「地域未来留学」で遊佐町での学びに挑戦した経験が有意義であったこと、特にユニークな少年議会の取り組みにも仲間と一緒に参画したたことの経験は重く、今後も遊佐町の活動に貢献していきたいとの想いを語りました。

そして、安藤哲也団長、勝間和代団長の進行で行われた第二部では、会場で参加した遊佐町の時田博機町長は、「遊佐町少年町長・少年議員公選事業で、若者の力で遊佐の未来をつくる」というテーマで、若者の地域を見つめる力、調査し具体的な提案をする力、それを具体的に実行していく力の意義と魅力について語りました。
私はフォーラム終了後、個人的に短時間ですが時田町長と対話させていただきました。
時田町長は、「今年で21年目を迎えるこの事業を、議員として6年、町長として15年取り組んできました。持続可能な事業とするために、きちんと予算を付けて、提案の事業化を図ってきたことは、本当によかったです。若者の参加ではなく、『参画』が有意義で頼もしいのです。」と話してくださいました。

この他、子ども子育てに関わる取組みを報告してくださったすべての登壇者の皆様の実践に基づく報告とやりとりに、本当に多くを学んだフォーラムでした。

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