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第11期中央教育審議会最終の総会に出席しました

第11期中央教育審議会最終の総会に出席しました

文部科学省中央教育審議会第134回総会が開催され、委員として出席しました。
当日は第11期の最終の総会となり、「教育振興基本計画(答申案)」を審議の結果、可決され、渡邉光一郎会長から簗和生文部科学副大臣に答申が手交されました。
今後は国においてこの答申を含めて総合的に検討され、閣議決定を経て施行されることになります。
簗副大臣は、コロナ禍で学校現場が長らく困難に直面してきた中にあって、教育は国の礎であり、原動力であることから、本答申を生かして、誰一人取り残さず、すべての人の能力を引き出す教育振興基本計画を策定していきたいと挨拶されました。

私はこの答申案をまとめた、渡邉会長が部会長をつとめられた「教育振興基本計画部会」の副部会長を務めました。2月24日に答申案をまとめたハイブリッド開催の部会では、最後まで入念な審議が行われました。
その最終の部会終了後には、会議室で参加していた渡邉光一郎部会長、永田恭介副部会長、私と、藤江陽子総合教育政策局長、藤原章夫初等中等教育局長、池田貴城高等教育局長は、昨年4月から14回の部会と、2回の関係団体ヒアリング及びユース・ラウンドテーブル等を重ねてきて1つの区切りを迎えて、少し安堵した気持ちで記念写真を撮りました。
そして迎えたのが、3月8日の総会でした。

第11期は、2022年3月には4月から施行される『学校安全計画』について取りまとめが行われました。
また、12月には、「教員の養成・採用・研修」についての答申がなされました。
加えて年度末であるとともに、第11期の委員の任期の最後の局面において「教育振興基本計画」に関する答申がなされたことになります。
私は委員の1人として、第11期の2年間、まことに濃密な審議への参画ができたと実感してこの日の総会に参加しました。
そして、答申の手交後に、各分科会の今期の取組みについての各局長の報告に加えて、荒瀬克己分科会長が初等中等教育分科会について補足し、永田恭介分科会長が大学分科会について補足し、私は生涯学習分科会について補足しました。

最後に、渡邉会長は今期で中央教育審議会委員を退任されるとのことで、総会の最後に少し長めのご挨拶をされました。
要約すると、次のような内容で、心を打たれました。
・2022年は学制150年の節目であり、戦後までの前半は国家としての教育制度の発展の時期であり、教育基本法制定に始まる後半の75年は民主的教育の充実の期間でした。
・そして、本日答申して策定されることになる『教育振興基本計画』は、まさに予測困難な時代(VUCAの時代)である現在において未来志向の教育改革のポラリスを目指す航路の方向性を示す『羅針盤』となるものです。
・その際に『灯台』となるのが、次期計画のコンセプトである「持続可能な社会の創り手の育成』と『日本社会に根差したウェルビーイングの向上』です。
・教育振興基本計画の内容を国内のみならず、世界に向けて発信していただきたい!

この2年間の任期は、新型コロナ感染症対策のために、会議については原則としてオンライン開催か、オンラインと会議室参加によるハイブリッド開催でしたので、渡邉会長、荒瀬副会長、永田副会長が対面で揃うのはお久しぶりのことでした。
そこで、総会後、渡邉会長を支えてこられたお二人の副会長とご一緒に、私も渡邉会長に心からの感謝と慰労の気持ちをお伝えするとともに、記念写真を撮りました。
コロナ禍にあっても、オンライン会議を生かして充実した審議会を重ねてきたとはいえ、この日の今期最後の総会では、対面で顔と顔を見合わすことで、言葉だけでは伝えることができない思いを伝え合うことができるという実感を得たのも事実です。

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