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三鷹市敬老のつどいに参加し、ご長寿を祝福しました

三鷹市敬老のつどいに参加し、ご長寿を祝福しました

9月17日(日)三鷹市と三鷹市社会福祉協議会共催の「敬老のつどい」に市政功労者として招待され、参加しました。
「敬老のつどい」は、77歳以上の市民をお招きして毎年「敬老の日」の三連休の土日の2日間に開催する事業です。
私が三鷹市長在任中は、対象人口に対して2日間に5回に分けて開催していましたが、最近の長寿化によって全市で77歳以上の人口が2万人となったことから、2日間に6回に分けて開催されています。

私は現在「地域ケアネットワーク新川・中原(ケアネットしんなか)」の推進ボランティアとして副代表を務めていることから、2日目の9月7日の第2回目が中原在住の方対象、3回目が新川在住の方代表であることから、2日目の午後に参加しました。
招待された方は会場の三鷹市公会堂光のホールに入る前に、中学生ボランティアの皆さんから胸章リボンを受け取ります。
まさに多世代の交流です。
そして、地域包括支援センターや老人クラブの皆様による情報提供、日赤奉仕団によるお赤飯の販売、シルバー人材センターによるお菓子の販売が好評です。
招待者にとっては会場に入る前から、祝福と歓迎の想いに触れることができるのです。
開場すると入り口で迎えてくださるのは各回の招待者の対象地域を所管する民生・児童委員の皆さまです。
この日も、三鷹市民生・児童委員協議会の塩川さんはじめ多くの委員の皆様が笑顔で歓迎され、『高齢者のためのしおり』や記念品の紅白饅頭を手渡しています。

ロビーで出会った招待者の皆様とは「お久しぶりです。お元気でしたか?」と笑顔で声を掛け合いました。
ある男性は「90歳になって体が少しずつきつくなっているけれど、こうした機会に出てきて、久しぶりにあなたに会えたし、これからも面倒くさがらずに出かける機会をつくりますね」と話してくれました。
またある女性は、「今日は暑くてどうしようか迷ったけれで、でかけないと家に引きこもってしまうのでやっと出かけてきました。あなたのことも覚えていて安心したわ。認知症はまだ大丈夫みたい、これは本音よ」と話してくれました。
市長を務めていたことにより、その任期中はもちろんのこと、退任後も市民の皆様との貴重なつながりがあることを本当にありがたいと思います。
緞帳が上がって、まずは、ご長寿を祝福する式典で市長・市議会議長の祝辞があり、壇上の副議長、都議会議員、衆議院議員、前方の客席に座っている市議会議員の皆様の紹介がありました。
幸い私についても市政功労者として紹介がありましたので、「ご長寿おめでとうございます」とお祝いを申しました。

その後、警察署員による特殊詐欺防止の啓発と消防署による関東大震災100年を迎えて地震対応への啓発がありました。
その後、市の高齢者支援室担当課長らがリードする三鷹市オリジナル「うごこっと体操」の紹介と、招待者による座ったままの手足のストレッチの実技が、会場を一体感で包みました。
私が市長在任中の恒例は、民生・児童委員の皆様による「白ばらコーラス」に歌唱をお願いするとともに、最後の曲を会場の皆様とご一緒に合唱することで一体感を感じていただきましたが、コロナかを経て、「うごこっと体操」がその役割を果たしているように思いました。

その後の演芸は、仙若さんの「獅子舞」と、5代目江戸屋猫八さんのものまねでした。
江戸屋猫八さんのものまねは、代々継承されている「うぐいす」「イヌ」「カエル」の鳴き声に加えて、ニワトリと思えばチャボ、アルパカや、何度も動物園に通って新たにものまねのレパートリーにしたというカバ、フクロテナガザルなどの声を、たとえば、「人間が両方の足をつってしまった時の声」に似ている声というように、面白く紹介する話術は、会場の大きな笑いと感嘆を呼び起こしました。

ロビーの奥では、三鷹市茶道連盟の三橋会長はじめ会員の皆様が抹茶のサービスをしてくださっています。
三橋会長はお手伝いの中学生ボランティアに丁寧に作法を説明して、中学生がお客様にまずお菓子を運び、会員が立ててくださった抹茶をお出しします。
招待者の高齢者は中学生との出会いをとても喜んでいる様子でした。
私は招待者の77歳の年齢にはまだ届きませんが、市長として祝福する立場であった私が、会場の内外で、招待者の皆様のお気持ちになってプログラムを楽しみ、交流することができた貴重な「敬老のつどい」でした。

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