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鷹南学園三鷹市立東台小学校開校50周年記念式典及び祝賀会に参列しました

鷹南学園三鷹市立東台小学校開校50周年記念式典及び祝賀会に参列しました

11月10日午後、昭和48(1973)年4月に開校した「鷹南学園三鷹市立東台小学校開校50周年記念式典」が挙行され、市政功労者として招待を受けて参列しました。
記念式典及び記念祝賀会の運営は「父母と教師の会」第21代会長及び鷹南学園コミュニティ・スクール委員会第2代会長で地域コーディネーターの小田切茂美さんを委員長とする「開校50周年記念事業実行委員会」の10名の皆様です。
私は1961年に両親と共に武蔵野市から三鷹市に転居し、その翌年の1962年に三鷹市立中原小学校がすぐお隣に開設されました。ところが、当時は高度経済成長の時期で、三鷹市内に転居する世帯も急増して、毎年のように児童数の増加がみられ、増築の対応では追いつかなくなったそうです。
そこで、この地域にもう一つの小学校の整備が求められ、中原小学校から徒歩5分ほどの土地に、アルミサッシやガス暖房等の当時の最新の設備をもつ校舎が建設され、市内14校目の小学校、2番目に新しい小学校として市立東台小学校が開校したのです。
そして、私が三鷹市長に就任して、教育委員会と連携して創始したのが「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育」です。
最初の事例は平成18(2006)年に開設されたにしみたか学園(三鷹市立第二小学校・井口小学校・第二中学校)でした。東台小学校でも、まずは平成19(2007)年に学校運営協議会が設立され、コミュニティ・スクールになり、地域と学校の意見交換会を重ねて小中一貫教育校の準備に入っていただきました。
ところが、東台小学校の校舎の耐震度調査の結果、補強では対応できない状況が明らかになりました。そこで、私は市長として教育委員会と連携して、仮設校舎用地を探しました。幸い、学校隣地に農地をお持ちの島田さんご夫婦にお貸しいただくようにお願いに伺いましたところ、まもなく、状況をご理解いただくことができました。
そこで、仮設校舎を整備し、平成20年10月から仮設校舎での授業が開始されました。おかげさまで、児童の皆様にも従来の校舎からほとんど距離が遠くない仮設校舎での学びの保障ができました。
そして、こどもたちや保護者、地域の皆様に設計に向けてのご意見を寄せていただき、可能な限りそれを反映した新校舎が竣工したのは、なんとあの東日本大震災が発生した平成23(2011)年2月頃だったのです。
震災が発生したのが3月ですから、もし旧校舎のままであったなら、校舎は児童の命を守ることができただろうかと、緊張した胸をどうにかはなでおろしたことを覚えています。
その年の5月からは、新校舎での授業が開始されました。
その間、仮設校舎ではありましたが、東台小学校が、中原小学校、第五中学校と構成した「鷹南学園」が平成21(2009)年9月に開園しました。三鷹市内の7つの学園のうちの最後に開園したのは、東台小学校の校舎建て替えの影響も少しあったかもしれません。
東台小学校の周辺は豪雨被害も多く出る地域でしたので、校庭に雨水貯留施設を整備できるとともに、校庭芝生化を行えたことも幸いでした。
このような三鷹市長時代のご縁があるとともに、現在は、東台小学校には私と同居している二人の孫が通学している個人的なご縁もあり、私はスクールサポーターとして「絵本の読み聞かせボランティア」をさせていただいていますので、可能であれば開校記念式典に参加したいと思っていました。そこで、実行委員会のご高配で「三鷹市市政功労者」としてご招待いただいたことは本当に光栄でした。
さて、開校50周年記念式典は、児童を代表して6年生の児童全員、小林校長はじめ教職員と来賓の参加で行われました。野間啓二郎副校長の開式の言葉で始まり、国家斉唱・学園歌合唱の後、校長式辞・教育委員会告辞・市長挨拶・市議会議長祝辞と壇上でのあいさつが続きます。
小林校長は、6年生にこのように呼びかけました。
「開校100周年の記念事業の時には、卒業生、地域の代表として、是非とも実行委員を務めてください。」
来賓は、三鷹市理事者・教育委員、三鷹市議会議員、東京都議会議員・衆議院議員、歴代校長、三鷹市教育委員会事務局、三鷹公立小・中学校長、コミュニティ・スクール委員会会長、三鷹市立小・中学校PTA会長、市政功労者、新川中原住民協議会会長はじめ地域協力者、歴代父母と教師の会・PTA会長、歴代おやじの会会長、歴代コミュニティ・スクール委員会会員委員等、旧職員です。
来賓紹介で私は当日市政功労者としては唯一人の参加者として、地域協力者の皆様とご一緒に紹介され、「おめでとうございます」と申すことができて幸いでした。
式典では、特別支援学級の児童を含む6年生代表の「児童の言葉」がありました。
児童の皆さんは、東台小学校での異学年交流やICTを活用した国際交流の取組み、丸池わくわく村や住民協議会主催の行事との連携等、地域にねざした多様な行事のあるコミュニティ・スクールの取組み、金管バンドなどの授業や学校活動の魅力を具体的に語ってくれました。
そして、全員で校歌を合唱して閉式となりました。
式典後休憩をはさんで挙行されたのが「記念祝賀会」です。司会は実行委員である地元の民生・児童委員の1人の大戸さんです。
PTA会長の中込さんの開式の言葉に続いて、小田切実行委員長の挨拶がありました。
その後は記念演奏として、4年5年6年の児童有志による「金管バンド」の演奏、鷹南倶楽部ハンドベル部カンパニュラによるハンドベルの演奏、卒業生の声楽家野久尾智美さんの独唱が行われました。
閉式の言葉は、実行委員で初代コミュニティ・スクール委員会会長の畑谷貴美子さんです。
こうして、開校50周年記念式典及び祝賀会は、6年生の児童の皆さんと一緒に、充実したものとなったように思います。
さて、私は、実行委員長の小田切さん、実行委員として祝賀会の司会をした大戸さんと共に、閉会の挨拶をされた実行委員である畑谷さんが代表を務める「地域ケアネットワーク新川・中原(ケアネットしんなか)」の副代表を務めています。
そこで、すべてのプログラムが終了した後で、東台小学校の活動に保護者として、コミュニティ・スクール委員会の委員・会長として、あるいはボランティアとして関わってきている4人が、それとともに、ケアネットの正副代表を務めているご縁をかみしめながら、小林校長を囲んで5人で記念写真を撮りました。

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