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急逝された山形県遊佐町の時田博機町長に哀悼の意を表します

急逝された山形県遊佐町の時田博機町長に哀悼の意を表します

2月10日、山形県遊佐町の時田博機町長が73歳で急逝されました。
謹んで哀悼の意を表します。

私は時田町長と、2023年5月21日、私が企画委員の1人を務めている「にっぽん子ども子育て応援団設立14周年記念フォーラム」で初めてお目にかかりました。
このフォーラムでは、第一部では、オンラインで参加した山形県遊佐町の選挙によって選ばれた前少年副町長で大学1年生の安藤稀祥さんが、愛知県から「地域未来留学」で遊佐町での学びに挑戦した経験が有意義であったこと、特にユニークな少年議会の取り組みにも仲間と一緒に参画したたことの経験は重く、今後も遊佐町の活動に貢献していきたいとの想いを語りました。
第二部に登壇された時田町長は、「遊佐町少年町長・少年議員公選事業で、若者の力で遊佐の未来をつくる」というテーマで、若者の地域を見つめる力、調査し具体的な提案をする力、それを具体的に実行していく力の意義と魅力について語りました。
私はフォーラム終了後、個人的に短時間ですが時田町長と対話させていただきました。
時田町長は、「今年で21年目を迎えるこの事業を、議員として6年、町長として15年取り組んできました。持続可能な事業とするために、きちんと予算を付けて、提案の事業化を図ってきたことは、本当によかったです。若者の参加ではなく、『参画』が有意義で頼もしいのです。」と話してくださいました。

また、時田町長は、にっぽん子ども・子育て応援団が2024年1月11日(火)16時30分から18時までオンラインで開催した「2023年度サポーター交流会」にも参加してくださいました。
この交流会では、行政レクチャーとして、厚生労働省雇用環境・均等局職業生活安定課育児・介護休業担当係長 竹島理紗さんによる「令和3年の育児・介護休業法改正について」の報告の後、にっぽん子ども・子育て応援団企画委員で株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長小室淑恵さんによる基調講演「誰が休んでも回る職場をどうつくる?」を聴講した後、参加された企業関係者と時田町長による意見交換が行われました。
新年の公務ご多用中参加してくださった時田町長は遊佐町の取組みを紹介してくださいました。
そうしたご縁から、にっぽん子ども子育て応援団事務局の當間紀子さんが、ご逝去の報に接してからこれまでご縁のあった遊佐町の健康福祉課子育て支援係の方に追悼の想いをお伝えしたところ、時田町長は、亡くなる前日も事務室内で職員と気さくに触れ合うなどお元気な様子であり、最後まで公務に向かわれていらしたとのことです。本当に突然のご逝去で、ご家族様はもとより、遊佐町職員のみなさまも大変驚かれたとのことです。

私は市長経験者として、現職で最期まで公務に専念され急逝されたことは本当にご立派なことと敬意を表しますとともに、もう少しやり遂げたかったことがあったのではないかとも想います。
私は時田町長と直接お話をするご縁をいただいたことに感謝し、在りし日の「こどもまんなか」の取組みをはじめ、住民本位の行政を進められることを通して、町民の皆様のみならず山形県内はじめ多くの自治体関係者から厚い信頼を寄せられていた時田町長の爽やかな笑顔を偲びます。

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