【第34回三鷹国際交流フェスティバル】を訪問
今年も、都立井の頭恩賜公園西園、競技場、文化交流広場及び野球場周辺で開催されている【三鷹国際交流フェスティバル】に、同居している小学校4年生の孫息子と訪問しました。
このフェスティバルの主催は【公益財団法人三鷹国際交流協会(MISHOP)】、共催は【三鷹青年会議所】で、三鷹市が後援しています。
主体はあくまでも市民団体ですが、国際交流協会事務局長には三鷹市の課長職を輩出していることから、会場には事務局長OBの三鷹市職員が運営のボランティアとして多数参加しています。
一昨年までフェスティバルの実行委員長をされていたのは石井章夫さんで、2003年に私が三鷹市長に就任した時は、三鷹青年会議所の理事長でした。
そして、昨年、実行委員長を引き継いだのは、同じく三鷹青年会議所の理事長経験者である入月裕樹さんです。
このお二人をはじめとして、三鷹青年会議所の歴代理事長・会員の多くは、共催の三鷹青年会議所の現役会員を支えています。
青年会議所の理事長OBが実行委員長を務めているとともに、三鷹市の職員も【協働】の想いで、ボランティアとして参加しているからこそ、多数の国際関係団体が参加するフェスティバルが34回も継続してきているのだと思います。
【公益財団法人三鷹国際交流協会】理事長は、【学校法人杏林学園】理事長の松田剛明先生です。
杏林学園は三鷹市内に、私が客員教授を務めている杏林大学医学部・保健学部・外国語学部・総合政策学部を運営し、医学部附属病院は三鷹市民のみならず、東京都の基幹病院として欠くことのできない機能を果たしています。
正午からの式典では、主催者として、松田理事長は、、要約すると、次のように挨拶されました。
○学校法人杏林学園はまもなく創立60年を迎えます。杏林学園理事長としては、大学、医学部附属病院のある杏林学園として、国際交流に貢献して行きたいと思います。
○国際交流協会理事長としては、三鷹市内には多くの外国人が住まい、学び、働いていると承知していますので、外国人の皆様が、安心して生活を送れるように、市民の皆様と交流して相互理解が深まるようにしたいと思います。
○同時に、市民の皆様が、外国への理解を深め国際的な視野を広げることができるようにしていきたいと思います。
○今日の国際交流フェスティバルを通して、これらのことが深まることを願っていますし、協力していただいている皆様に深く感謝致します。
さて、今年のフェスティバルのテーマは【手をつなごう、世界はひとつ】です。
【ステージ】では、世界の踊りや音楽が展開され、【キッズゾーン】では、クイズに答え、ビンゴを完成させる催しや、体験型アトラクションが設置されていました。
【MISHOPステーション】では、MISHOPの会員や外国籍市民等の来場者が交流できるコーナーが設置され、まさに多国籍の市民によるコミュニケーションが行われていました。
【ワールドバザール】では、世界各国の食品や雑貨が集まり、文化交流が行われています。
【コミュニティゾーン】では、三鷹警察署・三鷹消防署・行政相談員・日赤奉仕団などをはじめとする身近な地域の団体によるショップや展示などが展開されていました。
【三鷹国際交流フェスティバル】に参加して、多様化する現代社会の動向にあって、【国際交流】や【外国人との共生】の在り方が社会的な論点・課題となる中、1年に1度のフェスティバルではありますが、だからこそ、その意義は高まっていると感じました。
清原慶子 Official Website
