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【東京工科大学メディア学部第1期生の教え子との貴重な再会】

【東京工科大学メディア学部第1期生の教え子との貴重な再会】

私は1999年4月に開設された東京工科大学メディア学部の教員として着任しました。

その第1期生は、定員360名のところ、なんと1万人の受験生が応募してくれました。
日本初のメディア学部への期待を痛感しました。
特に、第1期生は、最初の学年ですから、上級生がいませんでした。
教員も学生も、一体となって、新しい学部づくりをした同志といえます。
本日、その第1期生の1人と再会しました。

その方は土肥健太郎弁護士で、私は事務所を訪問しました。
土肥弁護士は、卒業した2003年はいわゆる【就職氷河期】で、思い通りの就職ができずに、進路を真剣に考え直しました。
法律を学ぶ必要を感じる身近な体験に遭遇して、法科大学院への進学を決意されました。
そして、卒業後、すぐに司法試験に合格されて、弁護士としての歩みを始められ、今は同業の配偶者と開設した弁護士事務所を拠点に活躍されています。

実は、土肥弁護士の配偶者は、友納理緒参議院議員で、最近まで、内閣府大臣政務官としてこども家庭庁を担当されていました。
この度は、環境省の大臣政務官に就任されています。
今回、土肥弁護士と再会したきっかけは、友納参議院議員のこども家庭庁でのご活躍に私が参与としてご一緒させていただいたことを知った土肥さんが、東京工科大学メディア学部で私の講義を聴講されたことをご夫婦で話されたことがきっかけです。

しかも、お会いして驚いたのは、土肥さんの法科大学院の時の恩師は四宮啓弁護士であることがわかりました。
実は、私は司法制度改革本部の【裁判員・刑事検討会】で日本弁護士連合会代表の四宮弁護士と委員をご一緒していたのです。
土肥弁護士と友納参議院議員は、同じ弁護士事務所で働いていて出逢われました。
そして、お二人で弁護士事務所を開設されたのですが、友納参議院議員は、大臣政務官として現在は弁護士は休業中とのことです。
この日、友納参議院議員は、土肥弁護士と私の再会を見届けたいとの思いで、ほんの少しの時間、駆けつけてくださいました。

私にとっては、土肥弁護士という大切なメディア学部第1期生との再会は、友納参議院議員とのこども家庭庁での出逢いがもたらしてくださった、まさに、奇跡的なものに感じました。
土肥弁護士との再会の日は、10月24日、慶應義塾大学名誉教授・東京工科大学元学長・初代メディア学部長の相磯秀夫先生を偲ぶ日でした。
相磯先生も、この再会を天国で祝福してくださっていると信じます。

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