文化の秋! ロマンティックバレエ【コッペリア】を鑑賞
11月に入り、【文化の秋】を満喫する機会に恵まれています。
11月2日は、第72回三鷹市民文化祭の一環として開催されている【三鷹市洋舞連盟】主管の【洋舞フェスティバル】に招待されて、三鷹市公会堂光のホールを訪ねました。
受付で、ミタカバレエアカデミー主宰の安達哲治会長と、岡本るみ子バレエスタジオ主宰の岡本るみ子副会長が歓迎してくださいました。
開会前に、今年は、三鷹市洋舞連盟創立25周年を迎えているとのことで、来賓を代表して伊藤俊明・三鷹市議会議長が祝辞を述べられました。
私は前三鷹市長として、都議会議員、市議会副議長・文教委員長とともに紹介されましたので、「創立25周年、おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べました。
開幕して、初めに、【25周年記念合同作品『コッペリア』第3部よりディベルティステイン】が、各団体合同の40名ほどの出演者の皆様で上演されました。
プログラムによれば、『コッペリア』はロマンティックバレエの最後の傑作ということです。
舞台はポーランドのガルシア地方で、仲たがいしていたスワニルダとフランツが愛を取り戻し、領主の庭園での祭礼の際に、結婚する2人も祝福されて踊りが展開されるというものです。
【時の踊り】【曙の踊り】【祈りの踊り】【仕事の踊り】【結婚お踊り】【戦いの踊り】【平和の踊り】が美しく展開します。
特に、主役のスワニルダとフランツを踊られた男女のバレエは、素人の私にもそのバレエの技術のすばらしさから、優雅さの中に、にじみ出る2人の愛情が伝わるすばらしさでした。
そして、写真でお示しすることができないのが残念ですが、紹介したそれぞれのパートの踊りを踊られる皆様が、所属する団体の違いを超えて、『コッペリア』の作品の一体感を醸し出していました。
第1部はアール・バレエスタジオとAKI BALLET Groupのバレエ、第2部はミタカバレエアカデミーと岡本バレエスタジオの皆様の踊りが上演されました。
帰りがけに、受付でお目にかかったのは、三鷹市洋舞連盟会員の『高和学院・橘バレエ吉祥寺教室』の南端さんと杉野さんです。
お2人は「私たちの父は三鷹市洋舞連盟顧問の高麗和夫(こうまやすお)です。父が清原さんによろしくと申しておりました」とお声をかけてくださいました。
高麗さんは、三鷹市洋舞連盟発足時から参画されていて、私が三鷹市長在任中は一貫して会長をおつとめでした。
そこで、私は思わず「このたびは創立25周年、おめでとうございます。その25年のうちの16年は私が市長であり、その間のほとんどはお父様が会長及び三鷹市芸術文化協会の理事・役員としてご活躍いただきました。加えて、三鷹市農業公園を創設した際、その地元を代表して農業公園運営懇談会の会長もつとめていただきました。どうぞ、よろしく感謝をお伝えください」と申しました。
市長経験者としての幸せの1つは、文化の秋を堪能させていただくだけでなく、協働のパートナーであった市民の皆様やそのご家族との再会で、心が強められることです。
この日も、素敵な【出逢い】に感謝しました。
清原慶子 Official Website
