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【寒太郎の季節の到来】〜富士の傘雲と、月に寄り添う星に願いを〜

【寒太郎の季節の到来】〜富士の傘雲と、月に寄り添う星に願いを〜

寒中お見舞い申し上げます。
二十四節気の「小寒(しょうかん)」を迎え、まもなく、大寒になります。
これは年が明けてすぐの時期にあたり、寒さががいっそう増してくるころです。

小寒から立春の前日である節分までの期間は、一年で最も寒さが厳しいことから「寒(かん)の内」または「寒中」と呼ばれます。
小寒には「寒の初日」という意味で「寒太郎(かんたろう)」という別名があります。
私は、このことをNHKの『みんなのうた』でも紹介された、有名な童謡「北風小僧の寒太郎(作詞:井出隆夫、作曲:福田和禾子)」を聴いた時に、調べて学びました。
この童謡は、タイトルも歌詞も、まさにこの小寒の時期に歌うのにピッタリの歌です。
「北風小僧の寒太郎、今年もまちまでやってきた、ヒューンヒューン、ヒュルルンルン・・・・・」と口ずさむと元気が出そうな気がします。
とはいえ、現実の寒さはこれからが本番を迎えます。
どうぞ、お体を冷やさないようにして、体調管理には十分ご注意ください。

さて、私の住む三鷹市からは、空気が澄み渡るこの季節、とりわけ美しい富士山の稜線を望むことができます。
昨日も、今日の午前中も、西の空に浮かぶその姿にふと目をやると、山頂には見事な「傘雲(かさぐも)」がかかっていました。
青く抜けるような空と、雪化粧をした山肌。その上にぽっかりと浮かぶ笠のような雲は、上空で強い風が吹いている証拠でもあります。
「寒太郎」が冬の風を運んできているのかもしれません。

そして日が沈み、夜の帳が下りると、今度は凛とした静寂が空を包みます。
凍てつくような寒気は大気中の塵を払い、星々の瞬きをより一層鋭くさせています。
見上げれば、煌々と輝く月のすぐ上に、ひと際明るい星が輝いていました。
月の柔らかな光に負けることなく、まるで月に寄り添うように強い光を放つその星の姿は、この厳しい寒さの中にあって、どこか温かな対話を感じさせるような光景でした。
寒さはこれからが大寒に向けての正念場です。

どうか皆様、暖かくして、「寒太郎」の季節をお健やかにお過ごしください。

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