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国立天文台第3代台長海部宣男先生の追悼誌『私と海部さん2』が刊行されました。

国立天文台第3代台長海部宣男先生の追悼誌『私と海部さん2』が刊行されました。

12月24日はクリスマスイブです。
聖夜と呼ばれるこの夜は、思わず星空を見上げる人も多いと思います。

私が住む三鷹市には、自然科学研究機構国立天文台があります。
そして、この度、昨年4月に逝去された国立天文台第3代台長を務められた海部宣男(かいふのりお)先生の追悼誌『私と海部さん2』が、立松健一国立天文台野辺山宇宙電波観測所長を代表に、縣秀彦国立天文台准教授ら14名の編者により刊行され、公表されました。

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海部先生は、野辺山45m電波望遠鏡建設、ハワイ島マウナケア山頂に大型光学赤外線望遠鏡であるすばる望遠鏡の建設、国立天文台ハワイ観測所初代所長、アルマ計画の推進、日本天文学会理事長、国際天文学連合の会長、日本学術会議会員、など、天文学の分野で国内外で大いなるご活躍をされました。
本誌には、日本天文学会前会長で、京都大学教授の柴田一成先生をはじめとして多くの国内外の天文学者や天文学関係者の皆様の追悼の寄稿とともに、私の「『国立天文台のあるまち・ 三鷹』の協働のパートナー」と題する寄稿も掲載されています。

私は、三鷹市長に就任した直後の2003年5月に台長室を訪問して初めてお目にかかって以来、三鷹キャンパスの常時公開を開始されていた国立天文台と三鷹市とは、「天文台のあるまち、三鷹」として科学のまちづくりを協働して推進してきました。
海部先生には三鷹ネットワーク大学の設立メンバーとしてご貢献いただきましたし、天文学を身近にする科学カフェとも言えるアストロノミーパブを始めてくださいました。
また、星のソムリエ(星空案内人)講座を協働開催したり、科学プロデューサー養成講座も協働開催しました。

私は、昨年度、星空案内人養成講座を受講して、おかげさまで「星の准ソムリエ」に認定されました。
国立天文台との協働の例としては、11年前には三鷹キャンパス内の第一号官舎を復元した「星と森と絵本の家」の開設、秋の三鷹の森科学文化祭の一環としての「太陽系ウォーク」の開催、JR三鷹駅前の「天文科学情報スペース」の開設などの協働が継続しています。

私が海部先生に最後にお目にかかったのは、2018年5月、国立天文台初代台長で三鷹市名誉市民の古在由秀先生を送る会でした。
「今後もお互いに天文学の普及に努めていきましょう」と語り合いました。
海部先生のユーモア溢れる楽しいお話は私の心に深く刻まれています。

天国からの先生の微笑みと眼差しを感じながら、追悼誌の意義を噛みしめています。
この追悼誌は国立天文台野辺山宇宙電波観測所長立松健一先生の下記のURLからPDFでお読みいただけます。

https://www.nro.nao.ac.jp/~kt/html/kaifu2/WatashiToKaifuSan2_ver2.pdf

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