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ユニバーサル社会を創造する事務次官会議で講演しました。

ユニバーサル社会を創造する事務次官会議で講演しました。

東京都での緊急事態宣言が発令されてから、働く娘に代わってテレワークが多い私が孫を幼稚園に送迎することが増えました。
他園児を見ると、テレワークが増えたことが影響しているのか、これまでよりも父親による送迎が増えています。
可能な限り外出を自粛する働き方の一つとしてテレワークが有効です。
ただ、テレワークをするためには情報セキュリティが確保されたパソコン等の端末だけでなく、高速大容量の通信環境も必要です。

私の小学生の孫は、三鷹市が進めるGIGAスクール構想の一環として、今月から学校及び自宅でのタブレット端末の使用が開始されています。
私だけでなく他にもテレワークするようになった家族と、オンライン授業を利用する子どもたちとが、いずれも同時間に端末を使用するようになるのが現状であり今後の姿です。
私は昨年9月に「ユニバーサル社会を創造する事務次官会議(竹中ナミさん主宰)で、「コロナ禍におけるオンライン利活用の光と影~誰一人取り残すことのない、デジタルデバイド解消と社会的包摂のステージへ~」について講演しました。

本報告の問題意識としては、

  • 新型コロナウイルス感染症対策の過程(コロナ禍)で顕在 化している、コミュニケーション、ICT利活用をめぐる 光と影の実態を把握する
  • 乳幼児・子どもから高齢者までの多世代の視点、障がい者 の視点、地域差等に着目して光と影の実態と課題解決の 方向性を考える
  • 特に、リモートワーク・テレワーク、オンライン・遠隔授業に焦点を当てて考える

の3つの視点です。

この講演では、テレワーク(web会議)の課題について次のように考察しています。

  • テレワークが難しい業務の顕在化
  • 手続きや契約にかかる書面や押印の慣行に起因する出社の必要
  • 国の府省庁の間、国と自治体の間、国や自治体と民間企業との間で、web会議サービスの接続が困難となる状況の発生
  • 職場の情報通信システムへのアクセス向上とセキュリティ確保の両立 ・仮想プライベートネットワーク(VPN)通信機器の暗証番号の流出事案
  • テレワークを想定した書類の電子化・仕事の進捗状況の確認方法の必要
  • 社員の自律や挑戦を促す経営や人事主導のマネジメント改革の必要性
  • 管理職の役割の変化:テレワークが前提の働き方での部下の仕事の把握・ 指示の在り方、心身の状態の適切な把握の在り方の再検討の必要性
  • オフィスでは職場スペースのテレワーク・オンライン型への移行、家庭での ワークスペースの確保など、ワーク・スペースの在り方
  • 職場及び自宅での情報通信端末及び回線利用にかかるのコスト増加と負担の在り方

そして、これらの課題解決の方向性を次のように整理しました。

  • テレワークを含むBCP対策の再構築
  • 遠隔・分散に対応した制度慣行の見直しの必要性
  • 執務時間の在り方、成果評価等人事評価制度の再構築
  • オフィススペースの在り方、家庭でのワークスペースの在り方の再検討
  • 国と自治体を通じたデジタル基盤の構築
  • 各府省情報システムのネットワークの統合・再構築
  • 民間との相互連携の強化(API利用の促進等)
  • 情報システムの標準化・共通化
  • クラウドの活用促進
  • 職場及び家庭での通信端末・回線の適正化

この他に遠隔・オンライン授業についても考察しています。
これらの講演資料について、こちらにアップしました。
是非ご覧いただければ幸いです。

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