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コロナ禍の二度目のお盆

コロナ禍の二度目のお盆

「盂蘭盆会(うらぼんえ)」、「お盆」は、7月或いは8月13日~16日に行われるご先祖様や亡くなった方を偲ぶ仏教行事です。

地域や宗派によって時期や風習は異なり、ご近所の農家に伺いますと7月31日夕方にお迎えして、8月2日夜に送るそうです。

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そして、お盆の間には1日3回お供えするお料理が決まっていて、8月1日のお昼はそうめん、夜以降はうどんや五目ご飯などが続くそうです。
今ではお盆の行事を行う家庭は必ずしも多くはありません。
この農家の方も、「私の代までは、夫の亡き後も、お料理を3食変えてご先祖様に供えることができていますし、親族の来訪にも対応することができています。ただ、時代が変わってきましたので、この行事を次の代に引き継げるかはわかりません。」と語ります。
私は、結婚したお相手の家の伝統行事を長年継承してこられたこの方のご努力を伺い、感激して敬意を表しました。

さて、東京都では緊急事態宣言が8月31日迄延長されることとなり、例年この時期に市内の多くの地域で行われている「盆踊り」は昨年同様中止です。

新型コロナウイルスが猛威をふるっている厳しい環境の中にあって、ご先祖様を偲ぶお盆の時期を迎えている今、おかげさまで与えられている「命の尊さ」を、本当に「ありがたい」ものであると噛み締めています。

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