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しろがねgalleryで開催の『懐かしの井の頭公園展〜井の頭公園100年写真展+いのきちさん表紙原画展』を鑑賞しました。

しろがねgalleryで開催の『懐かしの井の頭公園展〜井の頭公園100年写真展+いのきちさん表紙原画展』を鑑賞しました。

JR三鷹駅南口から徒歩数分のしろがね通りにある「しろがねgallery」で開催の『懐かしの井の頭公園展〜井の頭公園100年写真展+いのきちさん表紙原画展』を鑑賞しました。

展示されているのは、展示名にあるように、一つは、2017年に都立井の頭恩賜公園が開園100周年を迎えたのを記念して、三鷹市内のぶんしん出版がが刊行した『井の頭公園100年写真集』の中から選ばれた写真です。

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池の中央にかけられている「七井(なない)橋」が最初にかけられた際のお祝いの時の写真、井の頭池にボートが 導入された時の写真、茶店が池にせり出している時代の写真、戦前の杉の木立とユニークな街路灯の写真、今は廃止された水が冷たいことで有名だった地下水を使ったプールの写真、戦後短期間実施された井の頭池での花火大会の写真などなど、開園100年を迎えた日本で初めての都市公園とされる井の頭恩賜公園の歴史を伝える貴重な写真の数々です。
それぞれには丁寧な説明文がつけられていて、じっくりと公園の歴史を振り返るとともに、改めてその魅力を感じ取ることができます。
会場で出会った初対面の方とも思わず想い出話を交換しました。

二つ目の展示は、開園100周年を祝福して、三鷹市内の出版印刷業の文伸が、2011年から100周年を迎えた2017年迄、「カウントダウン新聞」として隔月で37号までフリーペーパーとして発行された『いのきちさん』の表紙原画です。
表紙の絵を描いたのはせのうさちこ(瀬能幸子)さん、文章を書いたのはお母さんの瀬能けい子さんです。

発行当時、私も毎号楽しみに読んでいました。
表紙の連載絵本の主人公は、コイ太郎の巻、カメ吉の巻、カモ次郎の巻、カワセミのミドリの巻、カイツブリのツブ助の巻、子狸ポン太の巻、アオサギ爺さんの巻というように、井の頭公園ゆかりの生き物が主人公です。
原画は、印刷されたものとはまた違う味わいがあり、作者の生き物への愛情を感じました。

さて、都立井の頭恩賜公園100周年記念事業といえば、井の頭公園検定実行委員会が主催した「井の頭公園検定(いのけん)」があります。
私は三鷹市長在任中でしたが、井の頭公園のすぐそばの病院で生まれ、幼い頃から親しんできた井の頭公園の検定ですから絶対に挑戦しなければいけないと一念発起して挑戦しました。
公務を終えてから毎晩少しずつテキストを読み進め、ノートに書き写し、受験勉強に励んだ結果、最初の年に実施された「2級」に合格しました。
その翌年の「1級」にも挑戦しましたが、受験のための特別講義を受講できず、レベルアップした試験問題に苦闘して、見事に不合格でした。
それでも、「00003」という大変に若い番号の2級の認定書は、誇りです。

この展覧会は、14日は11時から19時迄、15日は11時から16時迄開催中です。

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