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東京消防庁三鷹消防署を訪問しました。

東京消防庁三鷹消防署を訪問しました。

9月は1日が防災の日、9日は救急の日で、防火防災について再確認する月間です。

長引くコロナ禍で、この時期に実施される防災訓練や救急に係る事業なども中止となっています。
私は先日、感染予防対策を行った上で三鷹消防署を訪ねました。
そして、久保田署長、大平副署長、海野警防課長、杉浦予防課長から管内状況について伺いました。

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久保田署長は、コロナ禍で消防団の訓練や活動に苦労があることに心を寄せられると共に、私が三鷹市長在任中に開始されている「消防団と消防署隊との災害時の情報連携訓練」が現在も継続していることを心強いとおっしゃいました。

そして、令和3年は、火災については件数・焼損面積共に昨年同様だそうですが、火災によって1人の方が亡くなっています。
救急は、都内では昨年が例年より1万人ほど減少したこともあり、去年と比べて現時点で約1万人増えているところ、三鷹市内では昨年比で減少とのことです。

とはいえ、コロナ禍に、猛暑の熱中症はじめニーズが増えている中、三鷹消防署の救急隊は、現在は本署、下連雀出張所、大沢出張所に各1隊、合計3隊のところ、 10月から本署に救急隊が1隊増強されるそうです。
この情報を伺い、大変に心強く思います。

救急隊といえば、9月12日までTBSテレビの日曜劇場で放映されていた『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』で救急医の皆さんと一緒に活躍していたのが、オレンジ色の制服を着ている救助を専門とする部隊です。
そのモデルとされているのが、東京消防庁で昨年、令和2年2月に発隊し、4月に本格的に活動を開始した「即応対処部隊」です。
久保田署長は、三鷹署長就任直前の今年の3月末まで即応対処部隊の初代担当課長でした。

即応対処部隊は、平成30年7月豪雨及び北海道胆振東部地震などの大規模災害などこのところ頻発する広域的な風水害に備えるための部隊です。
即応対処部隊は、警防本部直轄の部隊として、大規模かつ広域的な自然災害において、全地形活動車やエアボートといった主要装備を活用して通常の消防部隊では進入困難な地域にいち早く進入するとともに、ドローン等を活用した被害状況の把握や迅速な救出救助活動を行うものです。
久保田署長は三鷹署長に異動されたので、この作品の直接の監修はされてはいないそうです。
現状では、ドラマのような手術室機能を持つような「走る緊急救命室」は存在はしませんが、即応対処部隊の活躍がドラマとして紹介されたことは有意義だったとおっしゃっていました。
私も毎回このドラマを視聴して感動していたことから、初代担当課長である久保田署長のお話を伺って、改めて災害時の即応対処及び救命救急の重要性を再確認しました。

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