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内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室政策参与(こども政策参与)に任命されました。

内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室政策参与(こども政策参与)に任命されました。

4月1日付で、私は岸田文雄内閣総理大臣より内閣官房こども家庭庁設置法案等準備室政策参与(こども政策参与)に任命され、先日、谷内繁室長より通知書を受け取りました。
そして、室長の谷内さんと、同室担当の内閣審議官である相川さん、蝦名さん、長田さんと懇談しました。
そして、設置法案が重要法案として4月中のまもなく審議が開始されるとうかがいました。

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令和3年12月21日に閣議決定された『こども政策の新たな推進体制に関する基本方針』の「はじめに」には、「常にこどもの最善の利益を第一に考え、こどもに関する取組・政策を我が国社会の真 ん中に据えて(以下「こどもまんなか社会」という。)、こどもの視点で、こどもを取り 巻くあらゆる環境を視野に入れ、こどもの権利を保障し、こどもを誰一人取り残さず、 健やかな成長を社会全体で後押しする。そうしたこどもまんなか社会を目指すための新 たな司令塔として、こども家庭庁を創設する。」とあります。
こども家庭庁設置法案と本法案の施行に伴う関連法案の審議開始と軌を一にして、3人の政策参与が任命されました。

特に、「こども、子育て当事者の視点」を中心とした分野に関する政策参与には川瀬信一さんが任命されました。
川瀬さんは千葉市立星久喜中学校生実分教室教諭であり、 一般社団法人 子どもの声からはじめよう代表理事を務められています。
川瀬さんは社会的養護経験当事者であり、こどもアドボカシーに取り組んでいらっしゃいます。

主として「NPOをはじめとする市民社会との積極的な対話・連携・協働 」の分野については、社会福祉士・保育士で、特定非営利活動法人 西成チャイルド・ケア・センター 理事で、 認定NPO法人 D×P アドバイザーの辻 由起子さんが任命されました。
辻さんは市民社会と連携して地域で親子に伴走した支援活動をされています。

そして、私は主として、こども政策の最前線である自治体の視点を反映した政策形成と、その推進における自治体と国との連携強化について貢献することが期待されています。
それは、私がかねて三鷹市長としてこども政策に取り組んだ経験があるとともに、国のこども関係の審議会の委員を務めたり、全国市長会子ども子育て支援施策担当副会長として国と自治体との協議の場の経験があることなどから寄せられた期待であると認識しています。

3名が主として貢献することが期待されている分野は、それぞれ密接に関連し合っています。
そこで、私は、川瀬さん、辻さんと、必要に応じて適切に連携して、お二人から学びながら、それぞれの強みを生かした相乗効果を発揮できるように貢献したいと考えています。

さて、内閣官房のホームページにおける『こども政策の推進(こども家庭庁の設置等)』についての説明では次のように書かれています。

こども家庭庁設置法案は、こども(心身の発達の過程にある者をいう)が自立した個人としてひとしく健やかに成長することのできる社会の実現に向け、子育てにおける家庭の役割の 重要性を踏まえつつ、こどもの年齢及び発達の程度に応じ、その意見を尊重し、その最善の利益を優先して考慮することを基本とし、こども及びこどものある家庭の福祉の増進及び保健の向上その他のこどもの健やかな成長及びこどものある家庭における子育てに対する支援並びにこどもの権利利益の擁護に関する事務を行うとともに、当該任務に関連する特定の内閣の重要政策に関する内閣の事務を助けることを任務とするこども家庭庁を、内閣府の外局として設置することとし、その所掌事務及び組織に 関する事項を定める
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_suishin/index.html

私は、こどもまんなかのこども家庭庁の実現に向けて、政策参与の役割と責務を果たすために、誠心誠意、努力してまいります。

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