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文化庁の合田次長と人財育成について対話しました

文化庁の合田次長と人財育成について対話しました

先日、文化庁次長の合田哲雄さんと対話しました。
合田さんは前職が内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官で、昨年の春に公表された、総合科学技術・イノベーション会議教育・人材育成ワーキンググループの議論の取りまとめとロードマップの作成を担当されました。
そのワーキンググループのメンバーは、当時の文部科学省中央教育審議会の会長はじめ委員代表と、経済産業省産業構造審議会の委員代表で構成されていました。
合田さんは、中央教育審議会で、その取りまとめについて説明をされたこともあり、私はその内容に大変に触発されました。

その日、私は中央教育審議会の委員であるとともに新設されたこども家庭庁の参与として、改めて、合田さんの人財育成に関するお話を伺うことで、このワーキンググループの取りまとめが示している内容について学び直すことができました。
すなわち、同時代を生きる私たち1人ひとりの多様な個性を前提とした上で、誰一人も取り残さない方向に向けて、教育機関のみでなく、社会全体としてどのような人間中心の人財育成の仕組みや条件整備を進めて行くべきか、なかなか奥深い課題を再認識しました。
本当に短時間の対話でしたが、人財育成をめぐる「時間(教育プログラム)」「人財」「財源」が三位一体で機能することの意義とそれを実現して行くことの重要性を確認しました。

また、私は中央教育審議会の生涯学習分科会長を務めていることから、生涯学習における文化・芸術の分野の取組みを考えるときに、文化庁の取組みからもっと学ぶ必要があることにも気づきました。
お久しぶりの合田さんとの出会いを契機に、文化庁の取組みに益々関心を持っていきたいと思います。

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