エントリー

東京都総務局の野間達也局長を訪問しました

東京都総務局の野間達也局長を訪問しました

先日、東京都庁総務局長の野間達也さんを訪問し、対話しました。

野間局長は私が三鷹市長在任中は総務局で、特に都内の市区町村という基礎自治体との連携を所管する行政部長をされていて、ご縁があった方です。
たとえば、東京都は特別区の23区には【特別区財政調整交付金】を交付しています。これは都及び特別区並びに特別区相互間の財源配分の均衡化を図り、特別区の行政の自主的かつ計画的な運営を確保することを目的として、都が課税・徴収する固定資産税、市町村民税法人分及び特別土地保有税並びに法人事業税交付対象額及び固定資産税減収補塡特別交付金の収入額の一定割合を、各特別区に交付するものです。交付金には、普通交付金と特別交付金の2種類があり、交付金の総額の95%が普通交付金、5%が特別交付金で、普通交付金は【都が各特別区の基準財政需要額と基準財政収入額を算定し、需要額が収入額を超える特別区にその財源不足額に応じて交付】して、特別交付金は、【災害による財政需要など特別の事情のある特別区に交付】されます。

多摩26市13町村の場合には【市町村総合交付金】が交付されています。これは、【市町村が実施する各種施策に要する経費の財源補完を通じて、市町村の経営努力を促進し、自主性・自立性の向上に資するとともに、地域の振興を図り、もって市町村の行政水準の向上と住民福祉の増進を図るため、予算の範囲内において、市町村に交付する】ものです。
要綱に基づいて、財政状況割(団体割・基準財政割)、経営努力割( 人事給与制度の状況・ 徴税努力の状況・その他行財政改革の状況)、振興支援割(まちづくり振興割・特別事情割)から計算されます。
それを主として担当するのが行政部長ですので、その在り方についての東京都の窓口になる部長です。

たとえば、令和4(2022)年度の「市町村総合交付金」は合計で約580億円です。たとえば、最も人口の多い八王子市に約44億6千万円、最も人口の少ない青ヶ島村に3億9千万円、三鷹市は約15億2千万円です。
この交付額の決定方法については東京都と市長会・町村長会との関係において重要な事項の1つです。
当初は、各自治体の財政力や地方交付税の交付団体か不交付団体かによって、都による支援が財政状況が相対的に厳しいところへの支援が重視されることから、三鷹市のような不交付団体の交付額は減額される傾向にありました。
けれども、それでは各自治体の政策推進のインセンティブ(意欲)がそがれる可能性もあり、私が三鷹市長在任中には歴代行政部長と市長会・町村長会の話し合いによって、各自治体の自治体経営の努力を評価する「経営努力割」が位置づけられるとともに東京都と市町村の「政策連携枠」が充実されるようになりました。
多摩島しょ地域の市町村長は、歴代都知事に対して、都民である市町村民と特別区とに行政サービスの格差がないことを目指して、いわゆる「三多摩格差是正」を求めてきています。
その身近な窓口が、総務局行政部長ということですので、私も三鷹市長として歴代行政部長の皆様とは市民の立場に立った声を届けるために真剣なやりとりをしてきました。

そこで、市長退任後も、たとえば、野間さんが行政部長経験者として総務局長就任前は政策企画局長を務められていたことを、多摩地域を知る都の幹部が東京都全体の長期改革や諸政策を司ることを頼もしく思っていました。
久しぶりにお目にかかり、私が市長で、野間さんが行政部長であった頃のやりとりを思い出しつつ、それぞれの現状を話しました。
そこで、私から野間さんに総務局長として、人事を含めて責任を持つ所管の幅は広いのですが、今年度に特に力を入れたい事業は何かと尋ねました。
すると「多摩東京移管130周年記念イベント」を推進する年にしたいと即答されました。
「今年、令和5(2023)年は、多摩が神奈川県から東京府(当時)へ移管されて、130年目の節目の年です。そこで、東京都では多摩の市町村と共同で、多摩東京移管130周年を記念した様々な企画を展開します。この事業は「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。すなわち、「戦略17 多摩・島しょ振興戦略」のうち、まさに「多摩・島しょの魅力創出」に当たります。行政部長として多摩地域の皆様とご縁をいただいた私として、とにかく、楽しく有意義なものにしたいんです。」と前向きな笑顔です。

この事業については、すでに7月21日に総務局ホームページの「報道発表資料」で「多摩東京移管130周年記念イベントの参加型企画について」と題して、都民の参加と体験を通して多摩の魅力を伝える企画が二つ、以下のように公表されています。
1 多摩東京移管130周年記念デジタルスタンプラリー:130個の宝物(たまらん)を探せ!たまトレジャーハント
多摩全域をフィールドに歴史や文化、産業、グルメなど様々なおすすめスポット「宝物(たまらん)」を探すデジタルスタンプラリー
●実施期間:令和5年7月22日(土曜日)から10月29日(日曜日)まで
●参加方法:期間中、多摩地域各地のスポットに設置されたのぼり旗又はポスターに記載されているQRコードを、スマートフォン、タブレット等で読み取ることでスタンプが取得できます。
 3箇所以上のスタンプを集めると、10月28日、29日開催の記念イベント会場にて抽選会に参加できます。
●おすすめスポット:多摩30市町村全域に130箇所
●賞品内容:抽選で多摩地域の魅力を体験できる豪華賞品などが当たります。
●抽選日及び抽選会場:令和5年10月28日(土曜日)・29日(日曜日)JR立川駅北口サンサンロード(多摩東京移管130周年記念イベント「超たまらん博」会場内)

2 超たまらん!デジタルクラフトカップの開催
多くの方々に多摩地域に関心をもってもらい、多摩地域の未来の姿を幅広いアイデアで創造していただくことを目的に、Minecraft(マインクラフト)を使って自由に表現した作品を募集します。本企画と併せたワークショップを開催します。
(1)募集テーマ:「あなたが創る、未来の多摩」
(2)応募期間:令和5年7月22日(土曜日)から9月25日(月曜日)まで
(3)応募資格:個人又はグループ(居住地・年齢不問)
(4)応募作品:作品の全体が分かる写真1~4枚程度 
(5)選考・発表:東京都等において選考し、入賞作品を決定し、選考結果は令和5年10月中旬に入賞者個人又はグループ宛に通知し、10月開催の多摩東京移管130周年記念イベント「超たまらん博」会場にて授賞式を実施。

多摩移管130年記念事業についてはまだ周知度が高くはないようですが、ぜひ、注目していきたいですね。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed