エントリー

宮﨑駿監督によるアニメーション映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞しました

宮﨑駿監督によるアニメーション映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞しました

先日、家族と一緒にようやく宮﨑駿監督・鈴木敏夫プロデューサーによる、スタジオジブリ制作のアニメーション映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞しました。
早く見たいと思いつつ、結局、公開の7月14日からすでに1か月も過ぎてからの鑑賞となりました。
報道では、【2023年8月14日時点では、興行収入は62.3億万円、観客動員数412万人を突破】とありますので、夏休みの時期でもあり多くの方が鑑賞されているようです。
とはいえ、公開前も公開されてからも、この映画に関する【宣伝】らしきものには、新聞・テレビ・ラジオ等で、ほとんど触れることはありませんでした。
鈴木プロデューサーが、この映画については【一切の情報公開や宣伝を行わないというスタイル】で進めることを報道で知っていましたが、本当にそれを徹底されたのだと思います。
SNSでは、きっと鑑賞された方による発信があるとは思いましたが、私は意識的にSNSのこの映画に関する情報には触れないようにしてこの1か月間過ごしてきました。

そして、いざ、映画館に行くと、ほぼ満席で、幼いこどもたちから、私のような年代まで、幅広い世代が鑑賞していました。
8月15日に三鷹市の【平和のつどい 世代をこえて平和を考える日~戦没者追悼式ならびに平和祈念式典】に参列したばかりだったところ、映画は先の大戦開戦後2年目から始まりました。
帰宅する電車の中では、私よりも、なぜかよく映画のストーリーを覚えている小学生の孫と一緒に映画を振り返って、少し興奮しながら語り合いました。
詳細なネタバレは控えますが、私はこの映画のポスターにも描かれているように、本作品の重要なキャラクターである「アオサギ」の声優を務めた菅田将暉さんの表現力に感嘆して、今まで以上にファンになりました。
映画の中で、主人公が亡くなった後で母から贈られたことに気づいた本が、山本有三・吉野源三郎共著の『君たちはどう生きるか』でした。
「君たちはどう生きるか」という問いかけに、この映画を鑑賞した後の私は、どう答えるべきでしょうか?
実は、よくわからないというのが本音です。
自分がどう生きるかは、どんな時代にあっても、どんな家族と、どんな学校や職場で過ごし、どんな地域に暮らしていても、自分自身でしっかりと考えていくことしかないのではないかということは受け止めました。
エンドロールでは、主題歌である米津玄師さんの【地球儀】という歌が流れて、心にしみました。
♪  手が触れ合う喜びも
 手放した悲しみも
    飽き足らず描いていく
    地球儀を回すように ♪

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed