【第41回新川中原コミュニティまつりは安全安心のまちづくりを学ぶ現場】
コミュニティまつりの初日の午前中、コミュニティセンターの隣の新川あおやぎ公園では、【警視庁三鷹警察署】の協力による【パトカー・白バイ試乗体験】や、武蔵境運転教習所の協力による【シートベルト横転体験】を通して、防犯や交通安全についての啓発が行われました。
そして、午後には、【東京消防庁三鷹消防署】の協力により、東京消防庁の【起震車】が設置され、最近、長野県で震度5弱の地震があった直後で、地震への関心の高まりを反映して、親子連れの長い行列が続きました。
幼児や小学生は、三鷹市内でも震度5弱を記録した2011年に発生した東日本大震災を経験していません。
高学年の児童は、【起震車】本体も大きく揺れるほどの震度7も経験していました。
【起震車】の隣では、【煙体験ハウス】での煙を吸わずに避難する体験をすることができたり、【初期消火訓練】として、粉末の消火剤の代わりに水を入れた消火器で、使い方の訓練をしています。
地元の三鷹市消防団第一分団もポンプ車を出して、協力しています。
そして、こどもたちはこども用の消防服とヘルメットを試着したり、大型ポンプ車の試乗体験もしています。
三鷹消防署の持丸署長が、4月に着任した深作警防課長と現場を訪問されていて、お目にかかることができました。
ちょうど、ポンプ車試乗の行列が途絶えたので、私は署長のお勧めもいただいて運転席に座ってみました。
運転席はとても高くて、乗車に少し困難がありました。
このポンプ車で火災現場にいち早く駆けつけて、適切な消火活動をするために、消防署員、消防団員が日々の訓練を欠かさず重ねてくださっていることの貴重さを、ポンプ車に乗車することを通して想像し、感謝しました。
ちょうど、自主防災組織の【新川中原災害対策連合会】の麻生会長と水野副会長がこられて、署長・警防課長とご一緒に、今秋にあおやぎ公園で開催予定の【三鷹市総合防災訓練】のことなどを語り合いました。
防火防災、安全安心は地域住民の願いであり、それを実現するために、折々の訓練が欠かせません。
新川中原コミュニティまつりの現場は、安全安心のまちづくりを学ぶ場、体験する場であり、住民同士、住民・自主防災組織・消防団と警察・消防・市との【協働】の重要性を確認する現場でもあるのです。
