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【若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ】の最終会議に陪席して

【若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ】の最終会議に陪席して

【若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ】は、こども政策担当の加藤鮎子・前大臣から、現在の三原じゅん子大臣に引き継がれて開催されている、大臣の特別諮問会議です。
事務局はこども家庭庁長官官房が務めている会議体です。
このワーキンググループの大きな特徴は、構成員の過半数が大学生や大学院生を含む若い世代ということです。
若者についての施策は、若者当事者の参加で検討するということです。
 審議のテーマは、出会い・恋愛・結婚・こどもを持つことについてなど、若い皆さんがどう考えているのか、どこに悩みや不安、迷いを感じているのかといったことについて、率直な意見を交換して、そのことを通して提案された内容をこども家庭庁の施策に反映することです。
 その8回目の最終回は、これまでの議論をとりまとめる報告書案についての意見交換が行われました。
 特に、第5回以降、中心的に議論していただいたライフデザイン支援の在り方は、施策の受け手となる若い皆さんにとって、どういう視点で、どういう手法で取組が広がれ 
 当日、三原大臣は、構成員の皆さんの積極的な参画に感謝を述べられるとともに、「 若い世代のライフデザインを支援する取組は皆様から「将来設計の取組は、若い人達自身が大切にされている、意思決定が尊重されているそうしたことが感じられる場でもあるべき」という意見があったように、そうした視点を大切にし、今後とも若い方々の多様な意見を聴きながら、若い世代が希望を持って将来展望を描けるよう、取り組んでまいります。」と決意を述べられました。
 この日、私はほとんどの構成員の方と会議前に対話しました。
構成員の大学生の中には、今春卒業して、直ちに地元の地域活性化を図る目的で起業した人がいます。
主体的にライフデザインを意識しながら、学生としてさらに学びを深めていこうとしている人もいます。
福祉を専攻する学部に復学して、改めて学びを深めようとする人もいます。
結婚やライフデザインに関する有識者の構成員の方々には、今回の若者当事者との会議を通して、改めてそれぞれの課題意識を新たにされるとともに、結婚支援・ライフデザイン支援の未来を切り開く意欲と発想を持ち直された方が多いようです。
最終報告書の構成案について、ライフデザイン支援の視点、ライフデザイン支援・出会い支援等の具体化に向けて、一定の賛同が得られるとともに、若者の多様性を尊重して、さらに内容を深める意見が提出されました。
最終回となる会議の最後に、私はぜひ全員写真を撮りましょうと提案して、ありがたいことに賛同をいただきました。
そこで、オンライン参加の構成員を含めて出席された構成員の皆様と、こども家庭庁の事務局メンバーとで写真を撮りました。
昨年7月からこの日まで8回に渡り意見交換してきて、すでに昨年度の補正予算や、今年度の予算に含まれるライフデザイン関係の事業があることも共有されて、やりがいを感じられている皆さんの笑顔は、まさに輝いています。
「ライフデザイン」を主体的に考察し、実践していく若者と、人生100年の長寿社会で、改めてライフデザインの主体性を確保しようとする私のような立場との出逢いは、大変にかけがえのないものであると実感しています。

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