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【三鷹市茶道連盟主催春季茶会に参加】

【三鷹市茶道連盟主催春季茶会に参加】

前日の豪雨がウソのように素晴らしい五月晴れの5月3日、三鷹井心亭で開催のお茶会に、友人たちと参加しました。
主催の三鷹市茶道連盟の三橋宗優さんは、保護司でもあり、今年の春の褒賞で【藍綬褒章】を受章されました。
美しい日和でのお茶会の開催と褒賞受章との二重のお喜びについて祝福の言葉を申し上げました。

一席目は南座敷で、席主は表千家の長野宗弘さんです。
私は前市長ということで、武蔵野市茶道連盟の会長のご推薦で、この席のご正客を務めさせていただきました。
和菓子には、5月の新緑の美しさが表れていて、お庭の新緑ととてもマッチしています。
選ばれた抹茶はほんのりした甘味が私にはとても春の優しさを感じさせました。
長野さんから、新緑の端午の節句 をイメージして、掛け軸、お花、お道具や茶器を揃えられたことや、それぞれにご用意された茶器のいわれなどを伺いながら、とても和やかな雰囲気の中でお茶席のひと時を過ごすことができました。
特に、長野さんが日頃、お道具や茶器を選び、購入する時、お道具や茶器1つひとつとの出逢いこそが【一期一会】と話されたことが印象に残りました。

二席目は、広間の立礼(椅子に座る)の席で、席主は裏千家の小林宗由さんに代わって、娘さんの向井久美子さんが初体験の席主をつとめられました。
ご正客の武蔵野市茶道連盟の役員の方のご質問に、向井さんがわかりやすく本席の意義について説明されました。
たとえば、選ばれた2つの掛け軸には、激動する現代社会の変化に必要な取組みと、自然環境に必要な取組みとの密接な関係を込めたそうです。
お花はルピナス(昇り藤)を選ばれていましたが、その花言葉は【想像力】とのことです。
こちらの席の和菓子には秋田から取り寄せられた銘菓【さなづら】という山葡萄のお菓子が添えられていました。
この席に同席した、三鷹市茶道連盟の前会長の阿部さん、理事の中野さんとご一緒に、席主の大役を初めてつとめられた向井さんに、感謝しました。

五月晴れの美しいこの日の2つのお茶席で、私は、5月の自然の美しさを際立たせるお菓子と抹茶に込められた席主をはじめとした茶道家の皆様のおもてなしの真心を堪能することができました。
5月3日は憲法記念日であり、私の亡父の命日でもあります。
お茶会で清らかな気持ちをいただき、清々しい心で父のお墓参りに向かうことができました。

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