【自治日報】5月5日・12日合併号に【自治体DX】に関する寄稿が掲載されました
- 2025/05/05
- 日記・コラム
- 自治日報, 自治体DX, 総務省, デジタル庁, 行政情報システム研究所, J-lis #地方公共団体情報システム機構
5月5日はこどもの日 、五月晴れの美しい日和となりました。
最近は鯉のぼりや5月飾りを飾る家は減りましたが、【こどもまんなか】の想いは変わらず、孫娘に誘われて出かけたシネマ・コンプレックスや、行く途中の公園では、こどもたちの笑顔と声が溢れています。
そして、私が寄稿した【自治体DXは住民のために、そして、職員のために】と題するコラムが、「自治日報」5月5日・12日合併号に掲載されました。
編集部の許可を得て、そのコラムについて紹介します。
少子長寿化の進行は、建設・交通・流通・製造・販売等だけでなく、行政分野で人財不足、行政サービスへの住民満足度の低下が懸念されています。
DXやAIそのものは手段であり、適切な導入の前提には、解決すべき行政課題を的確に特定し、解決を図るための政策立案や組織運営のあり方を未来志向で着実に変革していくことが必要です。
また、DXを担当する職員の孤立傾向が指摘されることから、まずは首長をはじめとする組織全体がDX化の意義について認識を共有することが求められます。
そのうえで、すべての自治体での円滑な実践には、それを支援する国や関係機関のサービスの利活用が有効です。
決して自治体間格差が生じることのないように、自治体行政サービスの基盤としての適切なDX化とそれを支える人財確保と研修の充実が求めらます。
そこで、総務省・デジタル庁はじめ国の各府省庁の取組みに加えて、行政情報システム研究所やJ-lis等関係機関の情報や研修の活用を提起しました。
私は、自治体DXは、広範な住民のためだけでなく、職員がやりがいをもって行政サービスを充実できるためにも進められるものであると思います。