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地産地消の幸いの象徴としての【じゃがいもや野菜の即売会】

地産地消の幸いの象徴としての【じゃがいもや野菜の即売会】

この季節は、じゃがいも や、夏野菜 の収穫が始まります。

恒例の京王井の頭線三鷹台駅近くの三鷹市牟礼の石井農園の【じゃがいもの会】という野菜即売会のお手伝いをしました。
当日の朝は梅雨の時期にもかかわらず雨も止んで、9時開店のかなりまえから、新鮮野菜を求める皆様の行列ができています。

園主夫人のさとみさんは、「びわ、トマト やレモン も量は少ないのですが、お客様に人気なので並べました」と笑顔です。
石井農園で主として野菜づくりを担当している石井裕貴さんは、「今年は例年よりじゃがいも の種芋を増やしたこともあり、約2トンの収穫がありました」とじゃがいも の収穫が終わった畑を見渡します。

この日、もちろんお目当てにじゃがいもを求める方が中心でしたが、ギュッとしまったキャベツ 、大きな大根、美しいオレンジ色のにんじん 、紫玉ねぎなど、三鷹市の畑で採れたばかりの多様な野菜を1つひとつ求める方も少なくありませんでした。

今、お米不足やお米の価格の高騰が大きな社会問題になっています。
もちろん主食とされるお米を、私たち国民が適切な価格で入手することができるためのお米の生産・流通に向けた適切な政策は不可欠です。
それと同時に、たとえば私が住む東京都三鷹市で、これまで実現してきている野菜・果実・鶏卵、植木・花などの【地産地消】を持続可能なものにしていくためには、農地の確保と【まちなか農家】の皆様の取組みが持続可能でなければなりません。
そうでなければ、今回注目されたお米不足などの問題だけでなく、野菜不足が社会問題になる可能性がないわけではありません。

新鮮な野菜を食べる幸せを噛み締めながら、改めて【まちなか農家】の皆様のご苦労に感謝したいと思います。

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