こども家庭庁参与の役割で広がるネットワーク
6月に、明治図書から【最新教育動向シリーズ:図解 最新教育ワード2025-2026】初版第1冊が刊行されました。
私は、【01 第4期教育振興基本計画】と【38 こども基本法・こども大綱】を執筆しました。
この本の特徴は、2024年12月に明治図書から刊行された【最新教育動向2025】の項目を中心に、【今、知っておきたい55のキーワードを全図解】というキャッチフレーズのもと、教育界の重要テーマを見開き2頁にビジュアルに紹介していることです。
具体的には、各項目について、見開き2頁の左側の1頁に項目の概要を説明し、右の1頁の上段に要点をビジュアルに説明した資料を掲載し、【参考資料】として各項目に関する公表されているURLをQRコードで紹介しています。
執筆者は私のように複数項目を執筆している人もいることから、合計で52名です。
その中には、文部科学省【中央教育審議会】委員及びこども家庭庁【こども誰でも通園制度の制度化、本格実施に向けた検討会】構成員をご一緒につとめている学習院大学の秋田喜代美教授がいます。
秋田教授は【こども未来戦略】を執筆されています。
また、現在、こども家庭庁【いじめの重大化要因等の分析・検討会議】でご一緒に構成員をつとめている関西外国語大学の新井肇教授と、(株)先生の幸せ研究所代表取締役の澤田真由美さんがいます。
新井教授は【いじめの重大事態】を執筆され、澤田さんは【教員業務支援員】を執筆されています。
6月の【いじめの重大化要因等の分析・検討会議】には、これまでは遠方にお住いのことからオンラインで参加されていた澤田さんが、初めて会議室で対面で参加されました。
そこで、2時間の充実した会議の後で、こども家庭庁の【こどもまんなか広場】をご案内しました。
澤田さんは小学校教員のご経験があり、私とは約20センチの差がある長身を生かして、学生時代はバドミントンをされていたそうです。
会議後の対話を通して、澤田さんとは、いじめに関する会議の構成員としてご一緒に取り組んでいるだけでなく、【図解 最新教育ワード2025-2026】の執筆としてもご一緒に1冊の本に関わったご縁を確かめるとともに、【こどもまんなか】の想いを共感しあいました。
教育は、日々児童生徒学生と関わり合っている教員のみならず、保護者を含む地域社会にとって重要な取組みです。
本書が、教育に関心のある皆様にとって、キーワードをヒントに、その在り方を考察する一助になることを、執筆者の1人として願っています。


