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【参議院議員選挙の日の盆踊りから思い出す投票立会人と開票立会人の経験】

【参議院議員選挙の日の盆踊りから思い出す投票立会人と開票立会人の経験】

7月20日(日)は参議院選挙の投票日でした。
今回の参議院議員選挙の最終日の19日(土)と投票日の20日(日)の2日間の午後7時から、私の住む地域のお隣の【中仙川町会】主催の【盆踊り】が開催されました。

この【盆踊り】には、中仙川町会の範囲を越えて、幅広い地域のこどもたちが集まってきています。
夏休み最初の地域の行事としてこどもたちにも喜ばれている盆踊りを主催してくださった責任者の清水章町会長に、感謝の気持ちを伝えました。
清水町会長は、私が三鷹市長に就任した際には三鷹市消防団第一分団長でした。現在は、三鷹市農業委員会委員をされています。
その盆踊り会場の中嶋神社の前は鷹南学園三鷹市立中原小学校があり、参議院議員選挙の投票所の1つです。
私は、大学院生の期間、中原小学校のすぐ近くに住んでいたことから【投票立会人】を市の選挙管理委員会から依頼され、数回の選挙の投票日に立会人を務めたことがあります。
午前7時から午後8時まで、ひたすら皆さんの投票が公正に行われるかを立ち会う責務を果たさせていただき、主権在民の意義を確認しました。

参議院選挙の投票日の午後7時から開始された【盆踊り】2日目には、中原小学校の投票所で投票を終えた家族連れが訪れていました。
その中盤に【中原小学校音頭】の曲目を踊る際には、練習を重ねた小学生が太鼓を叩き、中原小学校の児童だけでなく、椎橋副校長、斉藤教諭もやぐらの舞台にあがって踊られました。
こうして、盆踊りの場で、こどもたちが、家族と学校に加えて、地域で活躍できる交流の居場所のあることの意義を確認しました。

さて、総務省は21日、第27回参院選の全国の投票率について、選挙区と比例代表いずれも58.51%だったと発表しました。
これは2022年の前回の参議院選挙52.05%から上昇するとともに、全ての都道府県で投票率が2022年を上回ったとのことです。
そして、都道府県別で最も投票率が高かったのは山形県の62・55%で、新潟県の61・67%、東京都の61・53%が続いたとのことで、60%を超えたのは12都県となったそうです。

今回は投票日が三連休の中日の投票日ということもありましたが、選挙への関心の高まりに加えて、投票環境の向上で期日前投票者数が増加したことなどが後押ししたと推測したところ、総務省は期日前投票者数が2618万1865人と、衆院選も含めて過去最多で、有権者全体の25・12%に当たると公表しています。
私は今は退会したましたが、以前は日本選挙学会で投票率の向上について研究していましたし、市長になる前には【東京都投票率向上委員会】の委員を務めていたこともあり、今回の参議院選挙の投票率の向上は大変に有意義であると思います。

実は、私は1999年4月に実施された【三鷹市長選挙】の際に、【開票立会人】を務めました。
この時は、候補者推薦の2人の立会人に加えて、市の選挙管理委員会推薦の3人目の立会人として依頼されたものです。
開票される大量の投票用紙の束の量に、有権者の想いを痛感し、圧倒されました。
また、判断が必要な投票用紙の記載を点検して、それを無効とするか、ケースによっては候補者にどのように按分するかの判断に重い責任を感じました。
その経験は、それから4年後にまさかの自分自身の三鷹市長選挙への立候補がありましたので、私がその後、市長の責務を果たすに当たって、この時に【1票の投票の重み】を実感したことの意義は、極めて大きなものとなりました。本当に感謝しています。

今回参議院議員選挙にあたり、改めて【日本国憲法】を読み直しますと、その前文には、次のように書かれています。
【日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。】と【国民主権】が明示されています。
前文には続いて、次のように書かれています。
【そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。】と。
そうなのです。

国政は【国民の厳粛な信託によるもの】なのですから、公正な選挙を通した【信託】が最大限に尊重されるべきとされているのです。
そして、日本国憲法第41条には、【国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。】と【国会の地位】が定められるとともに、
第42条に【国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。】と【二院制】が規定されていて、第43条には【両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。】と【両議員の組織】が選挙された議員で構成されることが明記されています。
原則として6年という長い任期を与えられる参議院議員の皆様には、これから、日本が、国内外で直面する多様な課題の解決に向けて、国民の信託の重さを認識して、その責務をしっかりと果たしていただくことを期待します。

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