友納理緒内閣府大臣政務官と【青年市長会】役員との意見交換会】に参加しました
【青年市長会】とは49歳までに当選した市長によって構成されています。
この日は、会長はじめ5名の副会長が、こども家庭庁を訪問され【こどもまんなか広場】で、友納理緒内閣府大臣政務官と【こどもまんなか】政策について意見交換しました。
参加された正副会長の皆様は以下の通りで、それぞれが子育て真っ最中で、こども政策にもそれぞれ力を入れています。(敬称略)
〇会長 :西平良将・阿久根市長;こども発達支援センターや子育て支援コンシェルジェ事業
〇副会長:
山田裕一・白石市長;学びの多様化学校開設・こどもの第三の居場所事業
菅原文仁・戸田市長;こども応援プロジェクト・産後ケア+産後サポート、出会いづくり事業
宮橋勝栄・小松市長;おなかの赤ちゃん給付金・5歳児健診・学びの多様化学校
藤井浩人・美濃加茂市長;里山保育・5歳児健診
越田謙治郎・川西市長;こどもの人権オンブズマン制度・こども若者参加条例
前田晋太郎・下関市長はオンライン参加;保育士保育所支援センター・評価制度EBPMの推進
こども家庭庁からは、友納大臣政務官の他に、藤原朋子官房長、水田功審議官(総合政策担当)と参与の私です。
司会は水田審議官が行いました。
まず、正副会長の皆様が、それぞれの自治体のこども政策・教育政策についての実践を報告されました。
共通しているのは、【産後ケア】【5歳児健診】や【こども誰でも通園制度】など、こども家庭庁が設立されてから開始された新しい取組みを積極的に導入し、その効果を検証しつつ取り組んでいらっしゃることです。
また、医療費や給食の無償化にも取り組んでいる中にあって、その適切な在り方について、悩みながら、意見交換されていました。
友納大臣政務官は、【産後ケア】【5歳児健診】や【こども誰でも通園制度】などの実践を踏まえて、本格化に向けた建設的なご意見をいただいたことに感謝されました。
そして、これらの本格的な実践については、広域連携や専門職のネットワークの必要性などを提示されました。
水田審議官は文部科学省の初等中等教育企画課長のご経験もあり、国ではこども家庭庁と文部科学省の連携、自治体では首長部局と教育委員会の連携の必要性についての認識を話されました。
藤原官房長は、7月上旬まで成育局長をされていましたので、【産後ケア】【5歳児健診】や【こども誰でも通園制度】や児童手当・子育て給付金と伴走型こども子育て支援の事業などの創設や充実を担当されていました。
そこで、それぞれについて、現状と今後の日程等について説明をされました。
この日は、こども子育て政策に加えて、【少子化対策】の1つとしての【結婚支援】についても意見交換をしました。
私は、昨年度の【若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ】及び先日開始された三原じゅん子大臣主宰の【若い世代視点からのライフデザインに関する検討会】について説明しました。
これらの会議は、若者の構成員から率直な意見を聴きながら、【ライフデザイン】支援を検討し、その実践を促すものですが、青年市長会の皆様からは、まさに若者の【ライフデザイン】の構築の支援に加えて、具体的な結婚支援の必要性の認識と具体的な事業実施の展開についての意見交換がありました。
私は、三鷹市長に就任した時は49歳を少し超えていましたので、青年市長会のメンバーにはなれませんでしたが、まさに、子育て真っ最中の友納大臣政務官と青年市長会の皆様の率直かつ、実践に基づいた現実的な意見交換によって、各市の【こどもまんなか】の取組みの前進を確信しました。
