エントリー

【三鷹警察署の山﨑広行署長との対話から確認した協働による日常的な安全安心確保の重要性】

【三鷹警察署の山﨑広行署長との対話から確認した協働による日常的な安全安心確保の重要性】

2025年2月17日(月)付警視庁の人事異動で、三鷹警察署長に着任されたのが、山﨑広行さんです。
私は、その週末の2月22日に実施された【地域ケアネットワーク大沢創立10周年記念式典】に前市長として招かれ参列した際、着任早々の山﨑署長とおめにかかり、ご挨拶しました。
そして、面談のお約束をしましたが、遠慮している間に時が過ぎて、半年以上が過ぎた9月、三鷹警察署長室で、ゆっくりと対話の機会をいただきました。

というのは、このところ、私は三鷹警察署員の皆様の活躍に触れる機会が多く、市長在任直後から、歴代警察署長はじめ署員の皆様と【安全安心のまちづくり】を推進してきた前市長としてだけでなく、1人の市民として感謝したい事例を多く経験したからです。
たとえば、私がボランティアをしている【地域ケアネットワーク新川中原】の2ヶ月に1度開催の推進委員会には、三鷹警察署の歴代の【生活安全課長】が必ず参加して、地域の治安状況を踏まえた防犯や交通安全のための情報提供をしてくれています。

直近では、【特殊詐欺】予防のための【国際電話利用契約の利用休止申込書】についての啓発だけでなく、【敬老のつどい】では、【生活安全課】の署員の方が直ちに申し込みができるブースを設置されていたことから、早速、私自身が申込書を提出することができたことを報告しました。

また、今年の7月から8月にかけて、【刑事組織対策課】の署員の依頼で、我が家に設置している【防犯カメラ】の記録を何らかの事件の為に提供することがありました。
さらに、市内の道路で自動車の運転者同士のトラブルを見かけた家族が、【交通課】の署員が迅速に対応する姿を見ていました。
さらに、ご近所のお子さんが通学路で不安な状況に見舞われた時には、交番の【地域課】の署員の方が、懇切に保護者の相談にのってくれたとのことでした。

このようないくつかの事例に現れているように、山﨑署長を中心に、三鷹警察署の署員の方の活躍が感じられたことから、感謝し、今後のさらなるご活躍をお願いしました。
私は、2003年4月に三鷹市長に就任した当時、刑法犯認知件数が3000件以上あり、その年の10月に駅前で発生した強盗殺傷事件を契機に、職員による安全安心パトロールを端緒に、市として警察官経験者による【安全安心パトロールカー】による巡回の開始、さらに防犯協会・消防署・消防団・市内企業・任意団体等による【安全安心パトロール】のネットワークを広げることによって、毎年のように刑法犯認知件数が減少してきたことを振り返りました。

山﨑署長は、三鷹市の治安維持は署員だけでは確保できるものではなく、市民一人ひとりや、交通安全協会・防犯協会などの警察関係団体のみならず、市内の幅広い団体・企業などの協力が不可欠であり、三鷹市のこれまでの連携・協働のチカラを、今後は益々高めていきたいと語ります。
また、最近の三鷹市内での【特殊詐欺】の被害件数の増加だけだなく、1件あたりの被害額の上昇に心を痛めているとのことです。
その為に、検挙をすることを含んで、きめ細かい防犯対策について、全署員が一丸となって取り組んでいるとのことです。

山﨑署長は、かねて港区の三田警察署で副署長をされていました。
港区には6つの警察署があるそうです。
私が、「三鷹市は1市1警察署でよかったです」と申しますと、「確かにそうですね」と言ってくださいました。
三鷹警察の署員の人数は再任用の方々を含めて、300人を超えているとのことです。
また、警察署の人事異動の頻度は市役所と異なり、警視庁管内で年間にかなりの頻度で行われています。
そこで、山﨑署長は、署員の皆様が活躍するための条件整備に心を砕かれていることが伝わってきました。

【秋の交通安全運動】は、9月21日から、9月30日まで実施されます。
また、【全国地域安全運動】は、毎年10月11日から20日までの10日間です。
山﨑署長との対話を通して、こうした運動の強化の期間はもちろんのこと、地域の安全安心の確保のためには、市民を中心に、市、警察署、幅広い団体との、【日常的で着実な協働】が必要であることを、改めて痛感しました。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed