【人気雑誌が選ぶ子育てトレンド:第18回ペアレンティングアワード2025】で【こども誰でも通園制度】が受賞
- 2025/11/25
- 日記・コラム, 訪問記録
- ペアレンティングアワード, アクセスインターナショナル, こどもりびんぐ, 白泉社, オレンジページ, こども誰でも通園制度, こども家庭庁
授賞式は、五反田JPビルディング内の【シティホール&ギャラリー五反田】で開催されました。
私は、【こども誰でも通園制度】を所管されているこども家庭庁成育局の中村英正局長とともに、成育局保育政策課【こども誰でも通園制度】の担当者の1人である出口貴史課長補佐と一緒に参加しました。
私は、こども家庭庁参与であるとともに、【こども誰でも通園制度の本格実施に向けた検討会」の構成員でもあります。
そこで、主催者の皆様が【こども誰でも通園制度】を表彰する趣旨を直接伺いたいと思い、本制度を主として担当している出口貴史課長補佐と参加しました。
この賞は、毎年、その年に話題を集めた「子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・サービス・コト)」を表彰し、その業績を讃えることで、さらなる発展を促し、日本がもっと子育てしやすい国になることを目的としているアワードです。
実行委員会を構成しているのは、多くの子育て中のおとうさん、おかあさんに支持されている子育て雑誌『あんふぁん』『FQKids』『kodomoe』『FQJAPAN』『ぎゅって』『こどもオレンジページ』の6誌です。
参加媒体の編集部が、その年度に最も話題となった子育てトレンドを選定し、審査対象としてペアレンティングアワード事務局に推薦します。事務局の審査委員が、それらの推薦内容を審査して授賞候補を決める一次審査を行います。
その候補のトレンドの魅力や子育て世代への影響力、話題性などを中心に、授賞の妥当性を判定するとのことです。
その後、第二次審査は、各誌の編集長により、社会的意義や話題性を吟味しつつ、議論を重ねて選出するとのことです。
こうした経過を経て、『コト部門』で、こども家庭庁の【こども誰でも通園制度】が、「こどもまんなか」の視点から生まれた新たな通園制度として選出されました。
また、厚生労働省が今年度から開始した育休中の収入減を支え共働き・共育てを応援する【パパ・ママの“共働き・共育て”を応援!新しい給付制度】が選ばれました。
主催者の挨拶の後授賞式に入りました。
『コト部門』のプレゼンターは、アクセスインターナショナルの『FQ JAPAN』編集長の林憂平さんです。
【こども誰でも通園制度】については、司会者より、概要として下記のように紹介されました。
「2025年4月から開始された新たな通園制度で、2026年度から全国展開される制度です。0歳6ヶ月~満3歳未満の未就園のこどもが、月一定時間、保育園を保護者の就労要件を問わず柔軟に利用できるものです。すべてのこどもの育ちと家庭の子育てを支える制度として期待されています。」と。
中村局長が、林編集長から表彰盾を受け取られて、記念写真の後、スピーチをされました。
まずは、【こども誰でも通園制度】が【ペアレティングアワード 2025】の『コト部門』で受賞したことへの感謝を述べました。
そして、この制度は、親の就労状況や、保育園か幼稚園かで決まるのではなく、【こどもまんなか】の視点から、集団活動は0歳児から必要であるという考えに基づいて取り組まれていることを説明し、この受賞を契機に、さらに来年度の全国での展開に向けて、自治体の皆様とともにしっかりと進めていきたいと話しました。
本制度は、すべてのこどもの育ちを応援し、こどもの良質な成育環境を整備するとともに、すべての子育て家庭に対して、多様な働き方やライフスタイルにかかわらない形での支援を強化するために、現行の幼児教育・保育給付に加え、月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位等で柔軟に利用できる新たな通園給付として整備されるものです。
2025年度に子ども・子育て支援法に基づく【地域子ども・子育て支援事業】として制度化され、2026年度からは【子ども・子育て支援法に基づく新たな給付】として全国の自治体において実施されます。
授賞式に参加して、本制度が【こどもまんなか】の理念に沿った制度であることが、受賞の趣旨であることを確認して心強く思います。
厚生労働省では大臣官房審議官(職業安定・労働市場政策担当)の古舘哲生さんが『コト部門』の表彰を受賞されました。
なお、『モノ・サービス部門』で、18社が、それぞれに、こどもと保護者の視点に立って、快適で、心地よく。利便性の高い商品やサービスを実践していることに敬意を表しました。
『ヒト部門』では、多くの方々が選ばれていますが、皆様も【こどもまんなか】の実践者であると思います。
清原慶子 Official Website
