エントリー

大分県議会議員の皆様、大分県選出の国会議員の皆様がこども家庭庁を訪問し政策提案をされました

大分県議会議員の皆様、大分県選出の国会議員の皆様がこども家庭庁を訪問し政策提案をされました

先日、大分県議会自由民主党の阿部英仁県議会議員、志村學県議会議員はじめ県議会議員の皆様が、こども家庭庁を来訪されました。
そして、大分県選出の衛藤征士郎衆議院議員、岩屋毅衆議院議員、衛藤晟一参議院議員、古庄玄知参議院議員、白坂亜紀参議院議員も同席されていました。
私は、岩屋毅衆議院議員とは、『月刊経済Trend』2006年3月号(一般社団法人日本経済団体連合会発行)の『特集ICTを梃子にした構造改革の推進』の座談会でご一緒したことがあります。
この座談会では、特集テーマに基づいて、政府のIT戦略本部が2006年1月19日に新たなICT国家戦略である「IT新改革戦略」を取りまとめたことを契機に、ICT利活用によりわが国の行政、経済、社会システムの再設計を図る道筋を探るという内容について語り合いました。
その時のメンバー(職業はいずれも当時)は、岩屋毅衆議院議員の他に、張富士夫さん(トヨタ自動車副会長)、大山永昭さん(東京工業大学像情報工学研究施設教授)と私、清原慶子(三鷹市長)で、司会は棚橋康郎新日鉄ソリューションズ会長でした。
そのご縁から、この日、控室で待機されている岩屋衆議院議員をお訪ねし、こども家庭庁参与としてご挨拶したところ、「こども政策については自治体と国の連携が重要ですから、ぜひ県議会議員の皆様に紹介しましょう」とご紹介してくださいました。

そこで、皆様にかねて岩屋衆議院議員さんとデジタル社会についての取組みでご一緒した経験をお話しするとともに、こども家庭庁参与として、こども政策に関する自治体と国との連携を進めていることについてお話ししてご挨拶をさせていただきました。
皆様は歓迎してくださり、たとえば、衛藤晟一参議院議員は、「かねて私は内閣府少子化担当大臣を務めていたこともあり、引き続き少子化対策とこども政策にがんばりますよ」と話してくださいました。
また、私は、令和2(2020)年9月に、大分県庁を訪問して、職員研修として「公の施設における住民本位の指定管理者制度の運用を目指して」というテーマで講演したというご縁があります。

この日、大分県県議会自由民主党の皆様は、こども家庭庁担当の工藤彰三内閣府副大臣に、「こども政策に関する要望書」を提出されました。
皆様は、こども政策の中でも、たとえば、「学童期の保育の抜本的強化」について要望されました。すなわち、こどもまんなか社会の実現に向けて、放課後児童クラブを児童福祉施設として明確に位置づけることを含め、財政支援強化、保護者負担無償化など、学童期の保育の抜本的強化に取り組むことを提起されました。
また、「保育の充実」について、保育士の増員に対する運営費支援の充実及び保育士等のさらなる処遇改善の実現について要望されました。
そして、「社会的養育の充実」については、里親支援センターの柔軟な制度設計や乳幼児緊急一時保護の制度化等、里親制度の充実を行うこと、こどもの権利擁護の効果的な全国展開に向けた意見聴取の仕組みづくりと所要の財政支援などを要望されました。

今後、国では今年度の補正予算及び来年度予算の審議に向けて集中的な取組みが始まる時期となります。
そこで、この間、こども家庭庁には、各県の知事や、全国市長会、指定都市市長会、中核都市市長会、町村会等自治体の首長から多くの要望書が提出されていますが、今回の大分県議会自由民主党のように、地方議会の皆様からのご要望も、自治体の生の声として、政策・事業の充実に有意義なものであると考えます。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed